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もんく [とある港街の住人]

何にも無いのに年末ムード

マレーシアでこの年末年始を祝う人、いない。

なぜなら、6~7割はムスリム、
中国人は中華正月が1か月先にあり、
インド人はまたそれとは別にある。
少ないキリスト教徒はクリスマスを祝うにしても
年末年始は特に何も無い。

ここに来て年の終わりと始まりを特別視するのは
月をカウントしていた昔のカレンダーを
いつの頃からかバッサリ切って捨てて
なぜか太陽をカウントするカレンダーに全ての記念日を
写し取ってしまった極・少数派の日本人だけなのだ。


が、なぜか今週は道が空いている。
朝の通勤時刻に走り易い。

オフィス、空いている。
人がけっこう少ない。
(荷物が入る予定なのに税関手続きできるのか?)


溜まっていた有給休暇消化週間なのだろう。
別にそれがダメとは全然言わないし、むしろそれで良いと思う。


が、マレーシア的に困るのはいつも言う事だけれど、
休んでいる人の仕事がその期間誰にも出来なくなって遅れる事。
マレーシアの場合自分の仕事を他人と共有するなんてのが出来ない、
と言うより嫌がる。極度に。
セクショナリズム満開なのでいない間に代わりに誰かができる
そんな可能性が極度に無い。

しかも、休んでいるんだから仕方ないだろう、
と思っている節がある。


これ、別に休暇だけの問題ではない。
例えば、誰かが調子悪くてクリニックに運転していかないといけないとする。
その人間がクリニックまで運転している間、誰も何もできなくても
仕方ないだろうと行く前に申し渡しとか準備もして出ない、
なんて事もザラ。

わざとやっているのか、気が回らないのか、
それとも両方なのか?

ま、わざとなら突っ込めるわけだけれども、
気が回らないのはもっと困る。
これは直らないかもしれないから。
(マレーシアの人は1度に1つの事しかできないと言うのがホントに多いのだ。)
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