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もんく [とある南端港街の住人になった人]

とりあえず疑う

お掃除のおばさんが1人いる。

よく働く。昼休みでも働いている。別にどこをどう掃除してねとは誰も言わない。でもおばさんの掃除のパターンは自分で決めてやっているらしく、だいたいいつもの動きは決まっていそうだ。観察しているわけじゃないけれどなんとなくそんな風だ。

このおばさん、工場がここに移転してくる前から働いている。それどころか、この会社の歴史とともにあると言えるほど誰よりも長いこと勤務しているとか。前の工場はここより小さかったし、事務所だってかなり狭かったから仕事はやりやすかったかと思う。でも今は広くなったし部屋の数も増えたのでこれを一人で掃除、と考えるとおばさん一人で大丈夫なのかな?と思う。でも別に不満は言わずにずっと働いている。

これだけ広くなっても給料はそれほどでもないだろうが。上がっているのか?

ここの会社のやり方は、このおばさんに象徴される。おばさん、毎朝遠くのPJと言うところから会社が出すバスに乗ってやってきて同じバスで帰る。その間の仕事については誰も関心を持たないので誰も何とも言わない。まあ、別に不都合もないので放っておくって事だ。

でも、このおばさん、元気なのだけれど、もし辞めてしまったら後、誰か同じ事ができる人が雇えるんだろうか?同じ事って言うのは何も言わなくてもどんどん掃除したりゴミ箱の中のゴミを捨てたりティッシュペーパーの箱を配ったり粗大ゴミを集めて捨てに行ったり。

今は良いかもしれないけれど永遠と言う事は何事にも無くて、終わりに向かっての準備と言うのも意識しないといけない。






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どっちでも構わないと言う事って、実際あると思う。

どっちでも構わない事は徹底的にイイカゲンにやれば良いと思うのだけれど、それ、本当にイイカゲンで良いの?と言う事もたまにある。たまに?、いやけっこうあるかもしれない。

前から思っていて何もしていなかった事が生産の工程上の一部にある。なぜ放って置いたかと言うと、製品の開発をした人が全体の帳尻が合えばそれで良いと言っていたのと、他の大きな問題があって優先事項じゃなかったからだ。

ただ、今、自分がその工程から離れて時々CCで送られて来るデータを見ているとやっぱり気になる。見ていて絶対測定誤差範囲だなとか、理由がわかれば良いのだけれど、数字を見るとそんな感じではない。でも、QCはパスしている。でも、ここのQCはレベルが低くて決まった項目をチェックしてOK出しているだけだからなぁ...

まあ、これはセンサー付けて観察できるようにしてみるべきだな.... (しかし何でこの数字見て長年やってきた人たちは何も疑問に感じないんだろう?) とりあえず疑う。
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