もんく [とある南端港街の住人になった人]

面接は企業の裏の顔(テーマサロンより)

中高年の転職面接で学ぶ事は多い
この歳になるまでもうずいぶんと多くの面接を受けている。もちろん落とされる事も多いのだけれど、落とされて良かったと思うことも少なくない。

世に知られている会社であってもその会社の人間に生で会い話までするような体験は面接が一番じゃないかと思う。その他の機会もあるにはあるがだいたいはこちらがお客さん、あちらは営業マンなどの接客応対の係である事が多いためにその会社の皮膚の下までは覗くことはできないからだ。

落とされて良かったと思う第一の場合は面接官の態度が横柄な時だ。どうして前の会社を辞めたのかと聞かれて理由を言うと「あの会社はxxxだから君が○○○だったんじゃないの?」などとこちらに問題があっていいかげんに辞めてきたような言い方をされてびっくりする事がある。挑発的な言い方で本音を言わせようとしているんだろうかと考えたりする。

しかしそれ以上に、こういった面接官の出てくる会社ってお客さんじゃないとこんな言い方しても平気なんだろうか、立場によってこんなに態度を変えるんだろうかと思ってしまう。もし自分がこの会社で仕事をすることになればそんな人たちの中で働かなくてはいけないのも苦痛だろうと想像もしてしまう。そんな上司だったらたいへんだろうし、そんな仲間だと思われたくもない。

こんな体験は本当に世に知れた大きな会社でもあることだ。だいたい企業イメージは大手ほど広告宣伝によって作られるものだが内情やその会社のカラーはそれらとは全く違うって事は多いようだ。面接は企業の裏の顔なんである。
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