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もんく [とある南端港街の住人になった人]

ドラえもんは未来から、aiboは過去から

ソニーが以前事業整理で販売停止したAIBOがまた再販されるとニュースに書いてあった。

以前のそれも高かったしあまり欲しいとも思えなかった。さて、今回のaiboはどうか?、と言うと、残念ながら以前に増して欲しくない。

以前に増して犬っぽい犬型ロボットになっている。まだよくわからないけれども、形が犬らしいと言う事は、やはり犬らしい動き、行動をするのだろうか? 犬が好きな人が理想の犬に求める犬らしい犬なのか? ああ、そんなの絶対欲しくない。ご飯を食べず、オシッコもウンチもしない、人間が犬に求めるものをほとんど持った犬と言う要素そのもの。代わりに電気を食い、ソニーへの上納金を持っていく理想の犬。

悪いがクソ喰らえと思う。

もちろん実物を見ていないし中身に実はもっと素晴らしい犬を超えた何かがあるかも知れない。それに作ったのがあのソニーなわけだからただの犬なんて作るわけないよな、と言う期待が無いわけではない。でも、今得られる情報から考えると、やっぱりクソ喰らえに違いない。

うちにはキナコ(写真)とツブアンがいる。aiboのように都合良く遊んだり、反応すらしてくれない。仕事から疲れて帰ってきてもニャンとも言わずそっけない。夜中に部屋の中を走り回って起こす。ソファの角で爪とぎしてボロボロにするし外から帰ってきて猫トイレにオシッコだけしてまた出て行く。何もしないでタダメシ食って寝てるだけ。怪我や病気すれば医者代が人間より何倍も高い。だいたいにおいて人を癒してなんてくれはしない。つまり面倒かけるためにいるだけみたいなものだ。

仕様から見ると、aiboのが数段良い事になる。

多分本物の犬よりよほど飼い主の言葉を理解するだろう。実際に見えもしない目らしきパーツを人の喜ぶようにクリクリして喜ばせてもくれるはず。尻尾だって振って欲しいと思うように振るだろう。耳らしき物体もパタパタするかも知れない。買って箱を開けて1度充電すればそうなるだろう。

でもそんなの要らない。いくら犬ロボットが賢くなると言っても、出来上がりが予想できて人間が勝手に思う理想を追求するものだとしたら、自分は非理想的でどう転ぶかわからない方を選ぶ。下手に抱っこするとご飯もらってるにも関わらず怒る、寝てるとこ起こすとうるせーと言いたげな顔で逃げて行く、うちの猫たちの方がずっと良い。


と言うわけで、ソニー、何でまた犬なんか作ってるんだ!? 犬じゃなくて猫でもなく、増して普通の意味でのロボットとも違う、もっと別の定義が必要な何かそう言ったものは作れなかったのか? AIBOがaiboになってやっぱり犬で前より賢くなって....それって当たり前過ぎやしませんか? AIが使えるようになってあの時出来なかった事がより完璧にできるようになったのだとするなら、あの時代から何も進んでいないって意味だし、逆に遅れてるって事ではない?

ドラえもんもアトムも未来のロボット、又は未来から来たロボットだったけど、aiboは過去のそれだったりしない?
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