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もんく [とある南端港街の住人になった人]

いつまで生きるつもりだ?

先日母が電話してきた。歳は80代半ばだ。

以前に事故で身体のどことかを打ってからしばらく動けない状態になって今はだいぶ歩く位はできるようになっているらしいが、完全に自由に一人でどこへでもという状態ではない。まあ、ありがたい事に弟が面倒見ていてくれるから、何とか1にんで生活できている。

でも、歳とって何かあればそういうもので、仕方ない。誰しもが通る道なのだ。そんな事は誰がどう考えたって諦めるしかないだろう。そのうち歳を取らない薬とか治療法でも一般化すれば別だが。とりたてて不幸ってわけじゃない。

そんな事より気になるのは心の問題だ。

自分は歳とって不自由になった事は知っていても、心の底にまだまだ時間が永遠に残されていると思い込んでいるに違いない。何がダメだとボヤいたりしている。このままいけば残りの生きられる時間はあと10年かそこらだろう。それしか無い事を考えて、今、そんな状態で良いと言うのだろうか? それとも知っていて抵抗しているのか? まさか猫と同じで未来の時間スケールを思い描く脳が無いとか? まさか。

 

でも、よくよく考えてみると、歳に関わらず、皆そんな感じかも知れない。もちろん先が長い人はそういう事もあるが。ある程度歳行って、中年にまでなると働いていても先は見えてくる。サラリーマンなんかやってるとはっきりと期限があるにも関わらず、それを意識しなかろう、しなかろうとしてやっていたりする。そしてちょっと何か変わる事すら嫌がって、便利になる事を嫌い、新しい世代が別のやり方をするのを違うと言って怒る。早い話、自分が古くなり、時代が変わるのを忘れたくて何もしない事を選ぶ。そんなものだろう。

くだらない。

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