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もんく [とある南端港街の住人になった人]

中古車探し その3

先週の赤いKangoo、昨日行って試乗する連絡をしておいた。

ところが、中古車屋さんのオーナーが別の客に試乗させるためにどこかに持って行ったやら、点検のためワークショップに行ったやら、よくわからない理由で店に戻っては来ず。

急遽ネットで調べて別の出物を試乗。悪くはなかったがどうも軽い事故歴が隠されていそうなので却下。もう1台、ルノーがF1か何かで優勝した記念バージョンと言うのもあってそれも試乗。こちらは女性が使用していた良品との触れ込みだったが運転が荒かったらしくオートマチックミッションにヘタリを感じて、これも却下。

仕方なく昨夜、再検索。今まで対象にしていなかった東南方面の中古車屋さん街を調査。やっと1台見つけて連絡。店の奥側にしまわれていたので背の高い車であるにも関わらず通り過ぎてしまった。

実物はなかなか状態が良さそう。傷が少ない。嘘か本当か、年式の割に走行距離が少ない。が、そんなのは操作するはずなのであてにならず。要はどちらでも良い。シートは人工皮革で少しヒビ割れ。その他はマシな方。

保険が無いために公道は走れなかったが敷地内を走る。エンジンは元気、ミッションは正常。後は値段交渉だ。

値引きは渋かったが表示価格より少し安い値段で保険、名義変更、最近法制化された名義変更時の車体検査代金をまかなう事ができた。

ただ、問題だったのは、書類を見ると印鑑が押してあるはずのところに押されていない。これは誰かが破産してこの車が銀行の借金のかたに取られた事を意味する。躊躇したが、周りの中古車屋さん数軒で聞いたところそう言う車はよくあり、購入金額の一部が返済にあてられて名義変更は行われるとのことだったので買う事に決めた。そこに印鑑が無ければ名義変更はできないので多分大丈夫だろう。

車は1週間以内に納車される。駐車場が無いのが困るが。


ところで、このkangooを選ぶ理由だが、前にも書いたけれども、スクーターが積める高さの荷台を持つと言う事につきる。つまり、日本でなら軽トラを買うと言う意味。不幸にもマレーシアには軽トラが無い。そして荷物を運ぶ車を個人名義で登録できないらしいのだ。結局、この車しか選べないのだった。ただし、長さはちょっと足りない。
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