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もんく [とある港街の住人]

家が先か仕事が先か問題

仮に日本に行くとした場合、どこにどうやって住もうかと考えていた。
賃貸だとどんな古いアパートでも5万円だったら安いけど、そんなのは稀で10万円の世界だ。と言うことは年間60万円から120万円のコストがかかる。5年で300万円から600万円。10年だと600から1200万円。けっこうかかるな。

それで、地方自治体のやってる空き家バンクを探すと古くてもどうにか住めそうなのが250万円から400万円で買える。しかも多くはリフォーム代補助がある。地域を選べばけっこう街中でもあったりする。すぐに嫌になって出て行くのはペナルティだが、一定期間いればOKらしい。

でも、そう言うところは良い場所でも1)地理感が全くない不安あり。2)交通の便に多少不安あり。3)仕事したくても無いかも。と言うディスアドバンテージが絶対ある。だから空き家があるわけだ。


考え方としてだけど、今までと同じにしないといけない事はないし、逆に同じようにしない方が良いのかなと思っている。

と言うのは、マレーシアに来てこれまで住んだ家は全部仕事の場所に近い事を前提として選んでいた。いつも言うのは仕事無ければここには住まないね、と言う事。だから、今みたいにけっこう高級家屋に住んでいても不満が多い。こんな仕事じゃなければこんな不便なところになんて住まないとか、隣家の木から枯葉が大量に落ちてきて掃除大変とか、設備の使い勝手が悪すぎるすとかいろいろ。

考えてみれば自分が生まれた家だって自分が決めたわけじゃないし、だからそこで生活するのが最初にあってそこから学校や仕事と言う事になった。だから今のやり方をは全く逆なのだ。そして、そっち戻すべきじゃないかなと感じている。だって、仕事につられて生きる場所が決まるなんて、やっぱりちょっとおかしい。今までやってきて全然生活として快適な時間を過ごせない。正直なところ、考えるだけでウンザリする。

それに日本だと特にそうだけど、仕事が変わって引っ越すとしたらそのコストはバカにならないほど高い。もし住む場所を固定して仕事が変わるとしたらよほど都会でないと仕事は選べないのは分かりきっていて、最終的には安い仕事ダラダラしかない。意味がわからない事になるに決まっている。

その意味では生活の場を先に決めるのはアリなのだと思う。


ところで、今日はつぶあんときなこの6歳の誕生日。残念ながらきなこはいない。
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