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もんく [とある港街の住人]

犬のように死んでいきたくはない

昨夜から気温がかなり低下して猫たちは入口を丸く切り抜いた箱に収まった。今朝になってきなこは自分から猫のように膝に乗ってきた。名実ともに猫になったようだ。

 

車を譲ってもらうのがダメになった。これは相手の都合なので仕方ない。とりあえず声をかけてくれた事に感謝する。なので、近くの中古車屋さんで中古車を検索した。ネットで問い合わせたが、明日にでも返事が来るだろうか?

 

家探しは難航しているが、理由は予算が低い事。ちょっと上げれば良いかもしれないが、持っている僅かな資産のどれだけの割合を家に使って良いのだろうか? 他国と違って日本では家の価値は下がる一方という事になっているから簡単に家を買う事ができない。

 

死ぬ時は立派な人だったと言われるつもりもないし、必要も無いと考えているが、少なくとも犬のようにどうでも良い人として死んでいきたくはない。つまり、人間として死にたい。

小学生の頃、皆仲良くしなければならないと教えられた。暴力を振るうような真似はダメだと。しかしながら、そう言っている大人は平気で暴力を振るう。もちろん小学生の頃はそんな事は知らなかったが。それはまるであちらから来た犬がワンワンと吠えてきたのにこちらも負けずにワンワンと吠え返すようなものだ。そこにはその争いをどうにか止めようとか相手と上手い関係を築こうとする意志も考えも無い。そんな人間として生き続け、そして死んでいきたくはない。

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