地球に夢中研究所

肺ガンIV期。自身のガンを治しつつ、世界の人々の健康への貢献を目指す、「地球に夢中研究所」代表 太田和廣の日記。

【映画評】50/50(フィフティ・フィフティ)

2011-12-20 22:39:58 | 文化
5年生存率50%のガン患者となった若者の喜怒哀楽を描いたもの
実話が元になっている

実はこの映画を知った時は観に行く気になれなかった
50%ぐらいで何を抜かすか!俺は20%じゃ!とそんな気分だった
と言うのは私の心の表面的な考えで、本当は、50%の若者のハッピーエンドを観て、20%の私が取り残された気分になりそうで怖かったのだと思う
その後、弘法大使のお言葉などで受け止めかたがかわったのだと思う
急に観たくなって、上映数が減ってきたなか、予定かいくぐって、太極拳休んで観た
大正解!

おおざっぱに言って、私のこの一年の歩み、て、こういうことやったんやないかな、と感じた

主人公は、普通の青年でいい友達がいて優しい両親がいて素敵な彼女がいて、でも何かストレスはあって、それが爪を噛むくせに現れてる
友人や心理セラピストの助けを借りて、少しずつ問題を解決する…これはストーリーとしては話の枝葉なんだけど、実はガン治療や再発・転移防止としては重要だと理解したけど、伝わったかなあ
(その「ストレス」「問題」てのが、心理セラピストも含めて周りの人たちに関わるものなんだけど。心理セラピストが言うとおり、「相手を変えることは出来ないから、受け止め方を変えるしかない」。コメディータッチでありながら、本当に奥が深い。)

感動ポイントは、ズバリ、「絆」だ
清水さんが選んだ今年の言葉「絆」、なんて素晴らしい言葉だろう
私自身、今年は「絆」の一年だった
その最後をしめくくるにふさわしい、素晴らしい「絆」な映画だった

ハッピーエンド、ブラボー!
次は私の番だ!