右が入院当初のCT画像で、黒い部分がガンに食べられたところ。
半分ぐらいごっそりやられてる。
左が今日撮ったCT画像。
まだ完全ではないけど、相当な回復だ。
ありがとう、さよならコルセット!
まだまだこんなもんじゃないよ。
完全に治す!
医者も驚くほどいい方向に向かってるのは、もちろん、偶然という面もあるだろうし、薬(タルセバ)と俺との相性がよいという面もあるとは思う。
でももっと大きな理由があると思う。
一年前ならこんなに効かなかったと思う。
色んな人のおかげで、以前より素直になれた。
簡単に言うと、ストレスが減ったのだと思う。
まあ、もとが酷すぎたし、まだまだこれからやけどね。
…
寺山さんの本からの気付きについて書いておく。
病気になる前に読んだ、岡本太郎の本(多分「自分の中に毒を持て」)の一節。
ある時、岡本太郎は沢山のお坊さんを相手に講演を行っていた。
仏教の教えの中に、仏を殺せ、という教えがある。
人混みの中で人々を観察して、仏が見えたらその仏を殺せ、というものとのこと。
岡本太郎はその話を持ち出して、こんな話をした。
「今どき人混みに一日いて、仏に会えますか?
会えないでしょ。
会えるのは、『自分』だ。」
みんな、はっ、としてたって。
「そしたら、『自分』を殺せ。」
会場中、ウォー、と声が上がって大拍手だったって。
これ以上説明はなかったけど、これはつまり、他人の中に見えてくる気になるものが、すなわち「自分」=本当の自分=潜在意識で、それに気付いたら、解決するなり、いたわるなり、何とかしろ、て話だと思う。
この話を思い出したのは、インドヨガでのアッコ先生こと岡山晃子先生のおかげだ。
おおよそこんな話だったと思う。
鏡は自分を写す。
「かがみ」から「が(我)」を抜くと、「かみ(神)」が残る。
神は、宇由であり、魂が帰る場所であり、潜在意識であり、本当の自分である。
自分を消し去った時に、本当の自分が見えて来る。
この話を思い出したのは、気功ヒーリング増井友子(ゆうこ)先生のおかげだ。
夢の中に出て来る他人は、実は自分。
自分に何かをしたり言ったりしてる相手の方が、自分。
自分だと思ってる自分は、神のメッセージのようなもの。
潜在意識のアイデア出しだ。
こういった話を思い出させてくれた上に、更に気付きを上乗せしてくれたのが、寺山さんの本の前書きなのだ。
例えば誰かと意見が会わず、怒鳴ったり、怒鳴られて怒鳴り返したり。
でも意見が会わずとも、怒鳴られても、腹が立たないこともあるのだ。
これは、相手の中に、自分を見てるかどうかにかかってるのだと思う。
ここまで分かれば、もう大丈夫。
誰かにイラっとしたら、自分を探す。
自分自身なんだ。
殺すまでもない。
むしろ、チャンスだ。
相手=「自分」が意見を言っている。
自分=「潜在意識」が起動する。
よいアイデアが出る。
そう言えばそうだったかもしれない。
(^^)/