地球に夢中研究所

肺ガンIV期。自身のガンを治しつつ、世界の人々の健康への貢献を目指す、「地球に夢中研究所」代表 太田和廣の日記。

【訳詞】カエターノ「白の女王」

2011-11-12 13:26:42 | 

僕はただの歌うたいだ
そこらにごろごろいる
流れに逆らいメロディーに逆らい歌う
君は何が見える何を望む

ブランキーニャ
光り輝く君
ソ・ミーニャ
僕一人だけのもの
トジーニャ
僕の歌が宿る
君に
全部

………

こちらも昔訳したやつで気に入ってなかったんだけど、こちらは今見るとそのままで素敵だ
ほぼ直訳だが自分ではまあちゃんを意識してたと思う
「真の最終心の旅」を体験した今なら、素直に「僕の歌が宿る、君に、全部」と歌える、てことかもしれない
あるいは「僕一人だけのもの」という歌詞への抵抗がなくなったのかもしれない
この意味は「心の旅」の方で今後明らかになる

扉写真は当時の譜面、数字はフレット番号
五線譜の下4本しか使っていない
そう、当時まだギターが弾けなくて、ベースで弾き語っていた
音も自分で取ってたようだ
ど根性やな

【訳詞】カエターノ「サンバがサンバであるからには」

2011-11-12 12:41:59 | 
悲しみはセニョーラ
だってサンバはサンバだから
焼けた肌に透き通る涙
暗闇に降りそそぐ雨のよに

悪いことばかり
孤独な毎日でも
何かが起こる予感がする
悲しみにさよならと歌おう

おぉサンバが生まれる
おぉサンバはこれから
おぉサンバはまだまだ、ほら盛りあがるさ
おぉサンバは喜びの父
おぉサンバは苦しみの子
偉大だからこそ、トランスフォーマー・ドール

………

昔訳したやつ
紙で持ってたのが出てきた
いまいち気に入ってなかったのを手直しして、何とかいい感じと思える仕上がりだ
いじらなくていいのだ
出来るだけ元の詞に忠実に
今なら、トランスフォーマーという単語で十分通じるし(笑)

それにしても、カエターノは素晴らしい
サンバは、悲しみから生まれ、喜びを生み出すと
そこまでわかりやすい言葉をつむぎ、最後は哲学的な言い回しで占める
この曲は、ボサ
サンバから派生したボサのことを歌っていることをも暗示している

私はこの曲の入ったCD「トロピカーリア・ドイス」でカエターノと出会い、むしろこの曲以外の、奇天烈でアバンギャルドなサウンドに打ちのめされハマってしまったが、今になって、静かなこの曲の凄さに敬服している

11/30(水)オイトコラサオンセッション@インタープレイ8
でやる予定