ブルソニの戦い後記、最終回

ブルーソニックライブから、はやひと月たってしまった
山ほどある反省点を連載するつもりだったけど、やめ
一番後悔している一つだけ、書こう

あの「ネイルズ」でのハチャメチャロングソロ、概ね好評だったようだ
ステージ全体の流れの中でも一つのアクセントになったと思う
たがジャズ通な人にはバレてると思うが、あれは大失敗だ
ソロ一番の盛り上がりで、ドラムｋｓｋさんの絡み開始、なのに、疲れ果ててた私はそれをぶったぎってソロ終わり部に入ってしまった
もはやジャズですらない

私はｋｓｋさんと出会ってブルーソニックに入った
それがなければジャズなんて聴くこともなかっただろう
ハチも教えてもらった
すぐには飛び込めなかったが、ｋｓｋさんの十年に及ぶ海外赴任の間になんとか潜り込み、帰国後はｋｓｋさんともセッションをご一緒するまでになった
それなのに、最大の舞台でこのざまだ

出直しだ
今回の失敗は性根の問題、あまり技術のせいにはしたくはないが、引き出しがもっと多ければまた別の展開になってたのも事実
なんせ、ベースのどこにどの音があるかわからぬままカンと手癖だけで弾いてるから精神的消耗が激しいんだ

だから、スケール練習
苦手の２ビートや１６ビートにも効くだろう
全てはそこからだ

本当の戦いはこれからだ