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温泉クンの旅日記

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続・鉄輪温泉(2)

2012-02-19 | 温泉エッセイ
  <続・鉄輪温泉(2)>

 宿は急坂を登りつめたところにあった。
 つまりは眺望がいいということである。



 駐車場に車を止めて、本館でチェックインをして鍵を受取った。



 ちょっと贅沢に風呂付の離れを朝食付きで予約したのだ。しかも、関東と違ってさすがは九州料金、八千円代と格安なのだ。
 長屋のような造りの一室だが二、三人であれば広さは充分だ。霧島さくらさくら温泉で泊った離れを思いだす。ただし、霧島とは違い温泉付きなのが嬉しい。
 温泉は、ばっちり熱い生まれたての新鮮なものである。



 なかにある浴槽から溢れたお湯が外の浴槽に注がれている。



 今回は時間がないので別府八湯ではなく、鉄輪温泉のたった一湯だけである。
(朝までに何度もなんども鉄輪温泉を楽しむとしよう・・・)

 荷物を部屋に置いて、帳の降りた鉄輪の町を歩くことにする。
 いでゆ坂を下っていくと、右側に地獄蒸しの施設があった。



 共同の炊事場のようになっていて、そこで客が地獄蒸しの体験ができるのだろうか。



 鬼の面から温泉が滴り落ちていて、飲泉ができるようになっている。



 前回来た時にはなかったので、新しくオープンしたのであろう。(あとで調べたらやはり地獄蒸しが体験できる工房だった)

 勝手知ったる鉄輪の町、である。
 記憶をたどって思いだした手頃な料金の店で、まずは一杯やることにした。結局その店でしこたま呑んでご機嫌で帰還した。
 本館の二階に行き、無料の氷と冷水をたっぷりとゲットして離れに戻る。

 さてさて、二つある浴槽で鉄輪温泉を堪能してから、ゆっくりと水割りだ。そして水割りの次がまたまたゆっくりと温泉だ。
 桃源郷・・・そんな気分の一夜であった。

 本館での豪勢な朝食である。



 昨日は呑んでばかりで、ろくに食べなかったせいかやたら美味しい。品数が多いが順番にきれいに平らげていく。
 何度も入った強烈な鉄輪温泉の効果が、この旺盛な食欲をもたらしていることも間違いない。


  →「続・鉄輪温泉(1)」の記事はこちら
  →「さくらさくら温泉(1)」の記事はこちら
  →「さくらさくら温泉(2)」の記事はこちら
  →「別府鉄輪界隈①」の記事はこちら
  →「別府鉄輪界隈②」の記事はこちら

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