新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

男っぽい星と、女っぽい星。

2021年09月24日 | 今日の出来事
自然界は陰陽で出来ています。
例えば…
鉱物界は陽イオンと陰イオン。
植物界も雄しべと雌しべ。
動物も雄と雌。
人間は男と女です。
男と女を比べると、陽(凸)が一つ多いのが男
陰(凹)が一つ多いのが女ですね…
たったこれだけの違いですが、男と女とを比較すると随分と違いがあります。

例えば、あるカップルがドライブ旅行するとします…。
男性は、愛する女性の為に、格好の良い車を準備して、様々な名所巡りを企画します。
それこそ、数百キロを運転しながら、あちらこちらへと…一生懸命に連れ回します。…それが男性の愛情表現なのですね…。
女性の場合は、あちらこちらと何百キロも走るのよりも、車中での彼との会話の中で、互いに気持ちが共有できれば、それが嬉しいのだと思います。
男性は、目的に向かって走り、それを達成することに意義を感じ、
女性は、情的に一つになる(心が繋がる)ことに喜びを感じる様に出来ているのだと思います。

四柱推命の変通星は、全部で10個(11個)あります。
その中で、男性的な星の代表が、偏官と比肩とも言えます。
特に、偏官は目的に向かって走る行動的な星とも言えます。
また、女性的な星の代表が財星とも言えるでしょう…(食神もその様なところがありますが…)。
特に、財星の中で、偏財はコミュニケーションの星とも言われ、人との会話や情の関係を重要視する星とも言われています。

男命(男性の命式)では、偏財は、妾(妻以外の女)という意味があります。
故に、命式中に偏財が輝いていて、しかも、その偏財を生じる食神が隣に並んでいる場合は、女性の気持ちを掴むのが上手いとも言えるでしょう…。
女命(女性の命式)では、偏官には夫以外の男という意味があります。
故に、この偏官と、色気を表す食神が共に並んでいる命式の女性は、男性の気持ちを掴むのが上手いとも言えます。

私の知り合いに、比肩と偏官とに星(●)が固まっている男がいます。
その男性…残念ながら、命式中に食傷や財星がありません。
食傷は感受性で、財星は、男にとっては女を表します。
好みの女が居ると、好きだと一直線…さすが、行動力の偏官だと思います…。
しかし、いつも撃沈と言っていました。
人は、命式の通りに行動するのですね…。

また、印星(特に印綬)は自分を生じる母親の様な星と言われています。
印綬は六親では実母や身内を表すのですね…。
故に、命式中に印綬が輝いていると、母親の様な年配の方から可愛がられる傾向があります。
その様な方は、目上の引立てで運を得る傾向があります。

人は、自分で生きているようですが…実は、命式通りに生きているのを感じます。

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新栄堂


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