新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

行運について。

2015年10月07日 | 行運

以前(2011.10.4)のブログにも書きましたが、もう一度、変通星と行運について書いてみたいと思います。
上図は、日干:木の人の五行図です。
この方の五行は…
木(比劫)●●●
火(食傷)●
土(財星)●●
金(官星)●
水(印星)●
と、五行のバランスは良いです。
この五行で、四柱の天干星に「財官印」と並んでいたら良いですね…。

人生(一生)を変通星で表すなら…

人生は比肩(分離)から始まる。
人は、この世に生まれる前は、母親の胎内で十月十日(とつきとおか)を過ごします。
そして、臨月を迎え、破水して外の世界と繋がります。母の胎内からの分離(比肩)から人生は始まります。
比肩は赤ちゃんの様な時期ですね…。親が面倒を看ないと死んでしまいます。

育った子供は、中学・高校・そして大学生の思春期を迎えます。
思春期は敏感な時期で、恋もしますし反抗期もあります。
変通星では食傷の時期といえます。

恋が稔り結婚、そして子供も産まれます。
男性ならば、女房・子供の為に一生懸命に働いてお金を貯めます。
家族を守るマイホームの準備の為です。
お金を稼ぐ…変通星では偏財ですね!

貯まったお金を頭金にしていよいよ念願のマイホームを手に入れました。
子供も二人目が出来て家庭らしくなってきました。
正財は家や土地(固定資産)を表します。
この財星の時期は年齢では20~30代の時期かも知れません。

30代の後半から40代、会社でも部下が出来ました。
今迄は、家族の為に働きましたが、これからは部下の見本にならなければなりません。
自分が、現場で先頭にたって部下を引張ることも必要です。
偏官は現場の責任者(ブルーカラー)を表します。
30代~40代でしょうか…?

50代に入り、会社の重役や社長になります。
今迄は、自分の会社の事だけでしたが、これからは業界全体や社会との関係も重要です。
変通星では正官です。
正官には襟を正すという意味やホワイトカラーという意味があります。

65才を過ぎると第一線から退きます。
若い頃の無理から、体調を崩す人も出てきます(偏印=病気)。
また、自分の好きな趣味や習い事(偏印)をして余生を楽しむのも良いでしょう。
外的な活動期が終わり、内面(心)が熟す時ともいえます。
可愛い孫と過ごすのは楽しいと思います。
季節でいえば稔の秋ですね…。
天の原則通りに努力してきた人には、公私共に稔の秋となるでしょう。
変通星では旺相する印星(印綬・偏印)の場合は、稔の秋とも言われています。
苦労の末に表彰されるとも言われます。
休囚運の印星は、秋の稔が少ないとも言われいます。
四柱では、時柱が晩年運や子孫運を表しますので、時柱が弱い方は若い頃から原則通りの生き方を心掛けて下さい。

青春(食傷)→中年・壮年(財星・官星)→老年(印星)を過ぎ、いよいよ次の次元への新しい出発(比肩)の時期を迎えました。一生はアッと言う間です。時を逃さずに有意義な人生を送りたいものです。

冬運(比肩)2年→春運(食傷)2年→夏運(財官)4年→秋運(印星)2年で合計10年になります。
この10年一回りを2回で成人式。6回で還暦です。また8回で80歳になります。
その様に考えると、10代で成すべき事、20代~30代で成すべき事。また40~50代で成すべきことは違います。
自分の人生設計を確りと立てて、有意義な人生を生きたいものです。
プライベートとビジネスの両方で成功することが大切だと思います。
宇宙の原則を知り、自分の運を知る。そして、それを活かす努力をする。
自分はどんな使命(運)を持って生まれたのか? どんな仕事が合うのか? どの様なパートナーが必要なのか?
自分の運勢のサイクルは? どの様なチャンスがいつ頃来るのか? そのチャンスの掴み方は…?

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