新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

過傷官の命式

2023年12月05日 | 四柱・その他
過傷官の命式とは
天干に食傷が並び、五行の食傷のところに星(●)が4個以上並んだ命式を言います。
食傷(食神・傷官)は多感な青少年を表す星(変通星)ですので、そこに星(●)が固まると感受性が益々強くなります。
特に、食神よりも傷官の方が、よりシャープに感じやすいところがあります。
また、敏感な傷官の十二運に帝旺や沐浴等が付いていると、非常に感度の強いアンテナの様になり、ちょっとした気配も敏感に感じ取ることができます。
過傷官の命式は、この傷官(高いアンテナ)が固まっているので感度が良すぎるのも頷けます。
深海に潜っている潜水艦は、ソナーが目や耳の様な働きをして敵をキャッチする訳ですが、傷官もその様な働きがあるのですね…。

さて、人間は霊と肉とで出来ています。
また、四柱推命の命式(八字)は干支で出来ています。
干支とは十干と十二支のことで、天の十干・地の十二支とも言われています。
天は無形で形が無いので、人間の心(霊)とも解釈することが出来ますし、
地は有形で形が有るので、人間の体とも解釈することができるかも知れません。
また、心と体は互いに影響し合っています。
心が病むと、体の調子も悪くなるのはそのためです。

また、私たちは何時かは肉体を脱いで次の世界(魂の世界)へ行きます(肉体の死)。
何も思い残すこともなく、満足した人生を終えて次の世界へ行ければ良いのですが、
そうでない場合もあると思います。
また、その様な先祖も居たかも知れません。
その様な目に見えない魂の「想い」を敏感に感じ取る星(変通星)の一つが傷官というアンテナの星かも知れません。

特に日干:火(丙・丁)…火は形なく無形です。
目に見えない霊も無形ですので…
日干:火(特に丁)の人で、傷官に星(●)が固まる方には敏感で神秘的なものに興味を持たれる方が多い様に思われます。
目に見えないエネルギーを敏感に感じ取るのだと思います。
特に、傷官の十二運に「墓」が付いていたり、その傷官が偏印と並んでいると、より神秘的なものに興味を示す場合が多い様に思えます。
過傷官の方は、この様な敏感な才能を活かすことの相性や環境を選ぶと良いですね…。
命式を見ると、肉眼では見えない魂の本質の様なものが見えてきます。

クリックしてね

オンライン講座へ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 運勢を良くするパートナー | トップ | 計画分娩 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

四柱・その他」カテゴリの最新記事