新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

お金を抱き寄せようして、お金が流れる。

2024年01月18日 | 四柱・その他


上図の命式は、日干:己
天干星の並びは年月に二つの戊の劫財が、時上の癸の偏財を戊癸 干合で抱き寄せている。
劫財はやや賭博性の星で、モノに賭ける様な性情があり、偏財にはお金(流動の財)という意味もあります。
そして、戊と癸は干合で引合います。
その様に見ますと…
この日干:「己:つちのと」さんの中には、やや強引な兄貴分(戊:つちのえ)の様な欲心(劫財)があるのですね…
欲というのは、人が生きる為の原動力なので、悪いとは思いませんが、我欲になると良いとは言えません…

また、偏財には妾やお金(流動の財)という意味があります。
お金はとても便利なもので、この世ではお金があると好きなモノを買うことができます。
そのお金をきちんとコントロールできれば良いのですが…
特に男性の場合、お金や女性は宝(財星=大切なもの)です。

お金や女性(財星)と正しくお付き合いできれば、幸福な人生を送ることができますが…
我欲という、天(宇宙)の法則から反したお付き合いをすると、人生が台無しになってしまうことが多い様です。
お金と女性(愛)と正しく向き合う…重要だと思います。

この命式は太過した土(己・戊)の自我が、水(癸)の偏財(お金)を求めている命式とも言えます。
戊は癸と干合しますので、戊は癸を抱き寄せる運(性情)があるのですね…
特に、この時の行運(大運・流年)には、ダブルで癸の偏財が巡っていますので、
命式本体の内容が具現化しやすい時とも言えます。
また、流年の偏財の12運が冠帯 羊刃…お金のエネルギーが強い時とも言えます。
この様な年には、お金に対する美味しい話が舞い込んで来る場合も多いものです…
冠帯の裏は「墓」でもありますので、少々慎重になさって下さい。
偏財の冠帯…投資等の場合は、詐欺に注意の暗示もあります…

※ 詐欺の三要素…財に付く冠帯、偏印、劫財 等でしょうか…?

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コメント (3)
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