新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

墓庫

2023年09月10日 | 四柱・その他
土用の十二支(辰戌丑未)を「墓庫」と言い、墓庫には大きく二つの意味があります。
・1つ目は、お金を意味する金庫。
・2つ目は、墓(人の死墓や霊的な現象そして、閉鎖的な空間や過去)の様な意味があります。

そして、墓庫となる土用の十二支が、同じく土用の十二支によって冲尅されることを「墓庫が開く」と言います。
土の中には様々なものが内包されていますので… 
ドアをノックすると扉が開くようなものですね…。
例えば、日干:丙の場合、戌が「墓」となり、戌を冲尅する辰が「冠帯」です。
冠帯は蓋みたいなものですので、冲尅によって、墓(入れ物)の蓋が開くようなものです。
墓という「閉鎖的な空間」が開くので以下の様な象意が起る場合もあります。

・金銭の出入り(金庫が開く)。命式によっては、お金が出る場合も入る場合も。
 入るのなら良いのですが…出やすい場合も…。
・葬儀(墓が開く)。気になる方がおられる場合は…
・入院(病室が開く)。  〃
・入牢(牢屋が開く)。
・霊的な現象が生じる場合もありますね…。特に霊的に敏感な命式の場合は…。

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コメント (2)
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