新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

運命は変えられる(陰騭録)

2021年07月06日 | Zoomからの録画等
運命は変えられる(陰騭録)の動画

昔、中国の明の時代に74歳で亡くなった袁了凡(えん りょぼん)という老人の体験談です。
幼き頃に、不思議な老人(孔老人)に、過去の全てを当てられ、そして、未来を予言された彼…
その後、彼の人生は、その老人の予言通りとなり、彼は徹底した宿命論者となる。
成人した彼は、棲霞山中に住む雲谷禅師を訪ね、大馬鹿者と叱咤され、運命は変えることができると悟る。
そして、雲谷禅師の教えに従い徳性を充実し、善事を力行し、多くの陰徳を積んだ。
すると孔老人の予言は段々と当たらなくなっていった。
寿命は53歳で死ぬと言われていたが74歳まで生き、子に恵まれないと予言されていたが一子天啓をもうけることができた。
彼は「了凡」と名を改め、大きくなった息子に自分の人生を語り聞かす。

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月上 偏官の女性。

2021年07月06日 | 四柱・その他
当方の四柱推命では月上の天干星(変通星)を中心の星として命式を見る傾向があります。
変通星は全部で10個(11個)ありますが、その中で一番、馬力があり行動力がある星が偏官といえます。

偏官は、昔の武士の様な星で、敵陣に向かって飛び込んでいくような星でもあります。
命式本体を見て、身旺の命式で偏官をコントロールしている場合は、立派な君主が勇猛果敢な武士をコントロールしている姿の様に見えます。
その様な命式の方は、胆力を持った正義感の強い性格の人が多い様です。

また、身弱の命式で、偏官等が固まり官殺状態の場合は、君主が武将をコントロールできずに、逆にクーデターを起こされそうな気持になる場合も出てきます。
その様な命式の方は、ゆったりと出来ずに走り回っている方が多い様です。
また、時々、我を忘れて血気怒気に走る場合も出てきます。
身弱(比肩が弱く)で、官星が太過する命式の方は、プライドが高く、時々、瞬間湯沸し器の様にカッと来る方がおられます…。

偏官は義理人情に厚く筋を通す星で、正義感が強い人が多いですが…
特に女性の場合、月上に偏官が輝いていると、「男性の代わりに仕事をしてしまう」方が多い様です。
偏官と印星とが天干に並ぶと「官印両全」の形となり、家庭よりも社会で発展する運となり、自分で頑張り過ぎて夫が責任を持たなくなる場合もあります。
また、その様な男性を見つけてしまう傾向があるのだと思います。
特に、偏官の十二運に面倒見の良い十二運の「養」とかが付いている場合は、一生懸命に女性が頑張って、男を養っている場合もあります。
また、命式の天干に偏官・正官と並んでいる場合、相性の悪い結婚をされると、離婚再婚を繰り返している場合も出てきます…。
女命の場合、官星は男を表すので、複数の男性に縁があるのだと思います。

月上偏官の女性は、頑張り屋が多いですね…
〇〇さんが居ると本当に助かるよ! と、頼りにされて褒められると嬉しいものです。
人にはタイプがあるのですね…

男と女でも、大きな違いありますが、命式によっても随分と違うものですね…。

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新栄堂
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