上図は、ある女性の命式です。
彼女の命式は…
・日干:辛
・天干の並びは、月上の正財を中心とする印綬との並びの命式。
・月支:寅と日支:亥が支合して木の財星に新たなエネルギーが生じている(△…亥寅で出来た五行)。
・月上の正財は親の不動産を表し、上記、月支:寅と日支が支合して繋がり、木の財星(△)が出る事は、親の不動産等を相続する運を持っているとも解釈できます。
故、安田靖 会長は、財に付く△は余禄の財(給料以外のお金)なので、良いね…と言っていました。
この命式の場合、不明な時柱に官星が出てくると嬉しいですね(正財と印綬の通関神が官星で、官星が出れば財官印三宝の並びになります)。
この様な女性は、責任感や行動力を表す、良い官星を命式の中心星に持った男性が良いですね…。
また、その男性の日支や月支に午や戌があれば、二人の命式を合わせて「寅午戌」と火局して、彼女の命式に必要な火の官星が出てきます。
男女の相性を見る場合は、お二人の命式に干支合が出ると縁が深くなりますが、干支合で新たに生じた五行が、その方の命式にとって必要な五行の場合は、縁も深いし、運気も上昇するという見方もできると思います。
その反対が腐れ縁ですね…。
男女の命式に干支合が多いが、その干支合で新たに生じた五行が、これ以上必要ではない五行に出る場合、離れよう、縁を切ろうとしても断ち切れない、好ましくない関係となる場合もあります。…これは少々嫌ですね。
縁が深くて、相性も良いのが一番ですね…。
クリックしてね
新栄堂