新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

こだわるものが違う(1)

2018年08月14日 | 四柱・その他
変通星には下記の11個があります。

・比肩・敗財(劫財)
・食神・傷官
・偏財・正財
・偏官・正官
・偏印・印綬 ですね…。

比肩・敗財(劫財)は自星から見たら比和の関係で、比肩は陰陽不配偶、敗財・劫財は陰陽配偶の関係になっています。
比和の関係ですので、自星が強くなり、良くも悪くも自分の思いを叶えたいという欲求が強くなります。
「良くも悪くも」というところが味噌ともいえます。

宇宙は愛というエネルギーで満ちています(愛の反対は怨みですね…)。
また、東洋思想では、太極から陰陽が生じたと言われています。
そもそも、太極とは陰陽が渾然一体と混ざりあっている状態ともいえます。
その太極から陰陽が分れたということですね。
ですので、森羅万象全てのもものが陰陽でできています。
その代表的なものが、「男と女」ともいえます。
男は女の為に、女は男の為に…
夫は妻の為に、妻は夫の為に…
宇宙が全て陰陽というペアシステムでできているということは、宇宙が愛のエネルギーで満たされているということになります。
また、陰陽という愛の関係は「為に生きる」というものを前提に成り立ちます。
しかし、相手の為ではなく、自分を中心に(エゴで)生きた場合は、愛の法則から逸脱し、怨みの世界が生じてきます。
私という心の世界(宇宙)が変わってくると思います。

強い比肩を持った人は、自立心が強いのでしょうね(吉面)。
しかし、比肩の悪さが出ると、自我を張り人間関係にも摩擦が生じます。
比肩を持つ方は、「自我」というものにこだわるのですね…。

確かに、「自我」はとても大切ですが、その自我が良い方向に働くには、「為に生きる」という宇宙の法則を確りと理解する必要があると思います。

次回は、食傷と財星のこだわりについて記入します。
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