上図はタイプの異なる二人の命式です。
二人の命式の特徴は…
(左側のAさんの命式)
日干:壬で、月上の偏財を中心とする食神との並びの命式で、五行(木火土金水)の木(食傷)と火(財星)とに星(●)が固まり、土(官星)と金(印星)には星が弱い命式です(太過した財星が火生土と官星を生じますが…?)。気の流れは旺相した食神から偏財へと流れます。
(右側のBさんの命式)
日干:壬で、月上の正官を中心とする印綬との並びの命式で、五行(木火土金水)の土(官星)と金(印星)とに星(●)が固まり、木(食傷)と、火(財星)には星が弱い命式です。気の流れは正官から印綬へと流れ、十二運は全て旺相しています。
大雑把に言いますと、Aさんは、人生を楽しみたいタイプの命式で、楽しくなければ嫌というタイプになります。
そして、楽しむためにはお金も必要だと思う人ですし、不思議とお金にも縁があります。もしこの方が男性ならば、女性の気持ちを掴むのも上手でしょうし、女性にも縁があります。また、美味しいものも大好きだと思います。
Bさんの場合は、遊びよりも仕事に生きるタイプの命式です。人は何の為に生きるのか…?と、少々堅いところもあるかも知れません。男女共に仕事には意識を持ちますし、計画を立てて目標に向かうところもあると思います。
女性の場合は、専業主婦には向かないかも知れませんね…。
この二人、Aさんの日月の寅午とBさんの日支の戌が火局(寅午戌)して引きあいます。Bさんにとっては、火局して財星が出ることは良い事だと思います。
この場合、Bさんが男性、Aさんが女性の方が良いかもしれませんね…。
しかし、全く異なる星の並びですので、価値観の違いはかなりあると思います。
最初は互いに理解し難いかも知れませんね…
互いの運気の良い時期に一緒になれば良いのですが、そうでない場合は互いの不足のところが目についてしまう場合もあるかも知れません。
この様に命式や五行の違いによって、拘りや喜びの世界、そして優先順位も異なってきます。
命式や個性の違いもありますが、その違いを理解して、互いに原理原則に合わせる工夫が必要なのかも知れません。
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