新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

変通星による傾向性・・・5

2013年06月10日 |  四柱推命(変通星の意味)
■ 官星の次には印星(偏印・印綬)が来ます。
印星を人の年齢で言えば、退職して年金生活をしている年代ともいえます。
年を経ると思慮深くなり、若い頃の様な恥ずかしさやイライラは少なくなります。
それらは印星の特徴の一つです。また偏印には病気という意味もありますが、この年代になると身体に不調も生じやすくなります。
印星の代表的な象意に思考という意味があります。
印星を命式に持っている人は、脳みそ(思考)で刺激を感じたいという欲求が強い様です。ですから、物事を学ぶのが好きな人が多く、学者や研究者には印星を持つ人が多い様です。そして、脳みその刺激ですから、物事を理論的に理解したいという思いも強くなります。印星を持っている人は知的に理解したいという思いから、理屈っぽくなるのもそのせいです。
多印星の人は、考える印星が多いので悩みます。ですから、多印星の人は、確りした思想観念を持たないと、一生涯悩んで終わる場合もあります。そして、正しい真理に出逢うことがとても大切ですね。
印星には偏印と印綬とがあります。
印綬は現実的で、物事を冷静客観的に捉える傾向があり、コツコツと忍耐強い傾向があります。…良い印綬を持った人は晩年に大輪の花を咲かせる傾向がありますね。
偏印は、やや斜めに物事を見る傾向があります。表に出ない裏面を見ようとするので、少し疑い深い傾向も出て来ます。そして、好きなものには没頭するが、嫌いなものには見向きもしない傾向があります。また、疑い深い割には騙されやすい傾向も出て来ます。
占い好きな人に偏印が多いのも、物事の隠れた部分を知りたいという欲求から来ていると思います。
印綬は学問、偏印は精神の星とも言われいます。
学んだり教えたり演じたりするのが好きですね。
ですから、偏印を持つ人には芸能系の人が多いですね…。


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コメント
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