新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

B. 自星(比肩)が弱く、その反対側(財官)が多すぎる。

2012年09月15日 | 変通星の並び
上図は昭和58年2月20日PM21:00~23:00の間生れの男性の命式です。

この命式の並びは年柱:偏財、月柱:正官、そして時柱:偏官の並びで、
五行(木火土金水)を見ると…

土(比肩)→●△(1個半)
金(食傷)→なし
水(財星)→●●●(3個)
木(官星)→●●●●△△△△(5個~)
火(印星)→なし

比肩は自分軸(自分自身:核)を表し、

食傷は感受性(ハート=交感神経)、そして印星は思考(頭脳=副交感神経)
食傷と印星は精神世界を表します。

また、財星はお金、官星は仕事。財官はお金や社会という現実(肉体)的なものを表します。

この命式の場合は財官が多いので、とても現実に意識を持つ命式ですね。

お金や社会に意識を持ち、またその様な運(星)を持っているので、運気の良い時(気の流れが良い時)にはお金や仕事等、現実のものに恵まれます。
しかし、これ以上財や官が増えるとバランスを崩して失敗します。

財官合わせて星(●)が7個以上ですので、1つの自分(比肩)では、多すぎる財官をコントロールすることが出来なくなります。偏財が偏官化した官星を生じ、その官星によって、自分自身が潰れてしまうこともあります。…過ぎたるは及ばざるが如しですね!
あと、1時間遅く生れたなら時柱が印綬になりますので、財官印三宝になりますね…
やはり、五行のバランスはとても重要ですね。

男性の場合は自星に星(●)が3つぐらい、そして女性の場合は2つぐらいが必要ですね。

新栄堂


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