新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

占いを学ぶのに向かない人

2008年09月18日 | 今日の出来事
先日、四柱推命を教えて欲しいとある婦人が来店した。
四柱推命は的中率の高い占いですが、中々難しい占術です。
積み重ねが重要ですので、命式中の天干に印星は欲しいものです。
印星には古典やコツコツと積み重ねるという学問的な意味合いがあります。
その婦人の生年月日を伺ったところ、昭和44年2月11日で生時は不明でした。
三柱で見ますと、丁日干で 月柱:劫財 死 印綬で、年柱は食神 長生 偏財でした。
裏には印綬があるので占いに興味を持ったのでしょうが…?
表は劫財と食神の並ぶ、いわゆる「劫達の命」でした。
劫達の命の人は、簡単に言えば楽をして儲ける…という命式で、コツコツと古典を学ぶ様な命式ではありません。
ブローカー等に多い命式です。
そうでなくても四柱推命はコツコツとした忍耐力が必要です。
劫財や食神が天干星に出ている方は、四柱推命の様な忍耐の必要な占術は向かないのでしょう。
教室の申込のサインをいただきながら、命式を見ながらその様に思わされました。
案の定…約束の日は肩すかし!
私も印綬や傷官を天干星に持っておりますので、何となくわかります。
本当に勉強されますか?…と念を押したのですが、残念な事です。
新栄堂

コメント (17)
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