ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

11月29日、498回目の「火曜日行動」です。

2022-11-29 16:50:00 | 火曜日
11月も明日で終わりです。雨の中498回目の「火曜日行動」が行われました。



今日のレポーターはハルモニ会の平田さん。



写真撮影は松尾さんとニョニョです。



今日も心一つに発信して参りますね^_^



長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん

こんにちわ 今日は生憎の雨ですが、この時期にはちょっと暖かい雨です。元気に火曜行動を始めていきます。
大人が子どもの夢を奪わない。自分の国の言葉や文化を学び、誇りをもって生きていく、そんな朝鮮学校を大阪府は長年支援してきました。それを全国に先がけて10年前に打ち切りました。私達は火曜行動を始め、来月12月13日に500回目を迎えることになります。ほぼ毎週、火曜日行動を続けてきました。一日も早く終わらせたい。
しかし、行政が差別をしない、そんな当り前の行政に変わるように私達は訴えを続けます。

11月26日の土曜日、生野区の初級学校で公開授業が行われました。53名の方が参加してくれました。今回は奈良、京都、韓国からも参加してくれました。

初めて参加された方のアンケートです。子ども達の、とにかく学校が楽しくて仕方ないという笑顔、先生と子ども達との間の暖かさ、来客の人たちに元気よく挨拶し、自分のしていることを誇りに思っている姿、百聞は一見にしかずですね、と書いてくれた方がいました。

子ども達の公演では、素晴らしい歌や踊り、幼稚班の子ども達のチャンゴ、大きな歌声に拍手が起こっていました。
元気をもらって、また頑張れます。自分の存在が人を勇気づけ、又人からも元気をもらう、朝鮮学校はそんなプラスの連鎖を持っていると思います。

12月13日はいよいよ500回目の火曜行動になります。この10年の間に沢山の方が参加してくれました。差別が無くならないことに怒りながら、後は頼むとバトンタッチをしていかれたかたも何人もおられます。1人1人の方の顔が浮かんできます。

ぜひ、12月13日には多くの方々に参加をしていただいて、自分の国の言葉や文化を誇りを持って学ぶこと、全世界で子どもの権利として認められていることが、なぜこの国では通らないのでしょう、皆さんと声を上げていきたいと思います。




火曜日バンドは不滅です。



朝日新聞の記者さんが今日も取材に来ています。



大野さんのアピール始まりました。

大野さん

アンニョンハシムニカ  雨の中ご苦労さんです。
いろいろお話したいことがあります。

一つは吉村知事がコロナについて2類から5類にという提案を市議会にしたということです。やると言ったらやるかもしれませんが結果責任を取れるかどうかということがこれから重要です。

今日、国会中継がやられていました。これまで3人の大臣が辞任をしてね、今日は秋葉復興大臣が追及されていました。広島選挙区では10増10減で変更があるんです。それで影響を受けるものが足の引っ張り合いをしていると思います。
大変な状況が続きますけれど、朝鮮の問題が私達にとっては大事な問題です。

もう一つの話は、南大阪ウリハッキョのオータムフェスタに行ってきた話です。先週、平石さんも感動して報告されましたが、私も感動しました。

○○さんは日本の学校へ行き高校も日本の学校でした。自分が朝鮮人であるということをカミングアウト出来なかったそうです。高校の時、好きな人が出来て、付き合ってもらえませんかと言ったが、女生徒は待ってくれと言って大学に行ったそうです。その後留学同に入って、いろいろ学習して、何で朝鮮人はこんな差別を受けないといけないのか思い、大学に入ったら本名を名のろうと思ったと。告白した生徒には自分から断ったということです。朝鮮人と知ったらどう思うか、受け入れられなかったと。

そして子ども達を朝鮮学校に行かせた。朝鮮人として生まれ、いずれ祖国に行くことも、親戚に会うこともある。その時言葉が出来ないと困る。自分の話ができない、自分を隠さないといけない中で、朝鮮人仲間は心強いと。

朴さんは本名を名のり、子ども達を京都の朝鮮学校に通わせたという話です。



人権協会の文さんがアピールです。

文さん

大阪人権協会のムンです。
大阪出身で、埼玉の方で活動をしていてこの夏から大阪に帰ってきて、地元で活動することになりました。今日初めてこの場に立ちました。

先日、一部報道でもあったように、国連の人権委員会の方で今年も日本政府に対して朝鮮学校差別に対する勧告が出されました。この間度々、行政府の朝鮮学校差別に対して勧告が繰り返し出されてきました。

日本政府は、これを無視するどころか、居直るような発言を繰り返しています。いやいや何ら差別はしていない、在日朝鮮人に対しても差別なく日本の学校で学ぶよう門は開いている、勝手に朝鮮学校に行っているんです、と。

朝鮮学校は単なる学校ではありません。私自身はずっと日本の学校で朝鮮語にふれることなく育ってきた在日3世なので、私自身が一番よくわかります。その難しさ、この葛藤、苦悩について。

朝鮮学校での学びというものは、在日朝鮮人自身が、奪われた言葉、文化、歴史を取り戻すことが出来るか、そういった意味で、朝鮮学校で学ぶ権利は単純な学ぶ権利ではなく、やはり民族教育を受ける権利として重く考えているわけです。

無償化から排除され10年以上が立ちました。生徒たちは無権利状態におかれ、様々な学び、青春を謳歌するこの時期に心を痛める姿をみると涙がでます。

大阪は、政府が無償化排除をする前に補助金を中止するという、朝鮮学校排除のやり方を先導する役割をしてきました。

埼玉県ではコロナ禍で各学校、生徒にマスクを配布しましたが、その対象から朝鮮学校を排除しました。無償化制度から考えて、排除したことすら気づいていないというという状況でした。マスクについては園長さんが1人で声をあげたことで始まり、当事者、保護者、日本社会へと広がりました。メディアも取り上げ、県は非は認めなかったが配布を決めました。声を出すこと、マスク1枚ですが大きな力を持っていると思いました。

府庁で働くみなさん、感じないんでしょうか。大阪は地裁で歴史的な判決がだされました。

国連の勧告は広がっています。この声は決して小さいものではないと思います。
正義は必ず実現されるという信念をもって、頑張りたいと思います。



女性同盟の皆さんを先頭にアピールとシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」❣️❣️

オモニ達の歌とシュプレヒコール

オモニ

お疲れさまです。女性同盟から来ました。女性同盟は75周年を迎えました。生野支部で活動しています。先日、映像を作りました。70歳、80歳を迎える顧問にどのように活動を行ってきたかお話を聞きました。楽しそうにお話してくれました。引き続いてやっていかないと感じました。

歌  声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

朝鮮学校の子ども達を差別するな!

朝鮮学校の子ども達の学ぶ権利を保障せよ!

高校無償化を適用せよ!

補助金を復活せよ!




最後の歌は歌舞団の秦さんの音頭で「勝利のその日まで」❣️❣️❣️



駐輪場での申し送りです。



勝利の日まで頑張ります!
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