秋晴れの正午、大阪府庁前において439回目の「火曜日行動」が行われました。
今日のレポーターはハルモニ会の平田さんです。写真撮影は松尾さん、心一つに発信してまいります。
今日も関東のLさんが贈ってくださったアコーディオンを奏でてくださっている池辺さんです。
久方ぶりに東成の金さんが来てくださり百人力です。
長崎さんの第一声始まりました。
長崎さん
8月が過ぎましたがまだまだ暑い日が続いています。
今日も火曜行動を、大人が子どもの夢と希望を奪わないということで行っていきます。朝鮮学校の子ども達が、ありのままの自分を大切にし愛することができるよう、自分自身を認めて生きていけるために民族教育が行われています。これまで大阪市が支給してきた補助金が打ち切られて10年になろうとしています。
今、色々のところで、人権を守ろう、多様性を認め合う社会をつくろう、そうしたスローガンが掲げられています。そうした言葉が街にあふれています。
でもなぜ私達がこうやって9年も超えて府庁の前に立ち続けないといけないんでしょうか。
子ども達が自身で責任をとることができないことで、子ども達を追いつめないで、子どもの夢や希望を奪わないで、その当り前の一点のことで、私達は立ち続けています。
朝鮮学校に対しての差別は国をあげて、そして地方自治体をあげて行われてきました。大阪府では補助金が打ち切られ、高校無償化から排除されました。今、閣議決定で幼児教育の無償化が、認可外施設であったとしても無償化が認められることになり、全国の幼稚園で支給が始まっています。しかし、朝鮮学校にはまだ支給されていません。一日も早く実現されるよう言っています。
この火曜行動には様々の世代の方が参加しています。今日は若い世代の学生さんが来てくれています。アピールをお願いします。
この学生さんたちは、補助金が打ち切られた10年前は小学生だった人達です。学生になっても、働きだしてからもお休みの時などに、こうやって声を上げ続けてくれています。
子どもが朝鮮学校に行っているオモニの方達も来てくれています。自分たちが受けてきた差別を子や孫には渡したくない。日本社会のなかで誇りを持って堂々と生きてほしいと声を上げてくれています。
日本は1910年、日朝併合という言葉で朝鮮半島を植民地としてきました。朝鮮語の教育・使用が奪われ、日本語が強制されました。そして創氏改名ということで朝鮮名を日本名に変えさせられました。日本に渡って来ざるを得なかった、そうした方達の子孫がハラボジ、ハルモニです。
日本は歴史、政治の流れがひっくり返され、無かったことにされ、こうした人たちの声が日本社会から消されようとしています。こうした時だからこそ私達はこうした声を訴えていきます。
火曜バンドがどんどん増えて最後はこの姿になりました。
南大阪初級と共に歩んでくださっている田村さんのアピールです。
田村さん
私は「1%の底力で朝鮮学校の民族教育を支える会」の田村です。
日本は単一民族国家のように言ってきましたが、実際には朝鮮の人、沖縄の人、アイヌの人、他の民族の人もおられます。日本民族が唯一優れているというために単一民族国家という政策を取ってきたと思います。それは侵略戦争をするために植え付けてきたことだと思います。
世界を見たら、中国には56の民族が、ロシア、アフガニスタンなども色々な民族が居られると聞いています。
単一民族国家であろうと、多民族国家であろうと、民族が生まれてきた歴史の過程を知って尊重すべきだと思います。世界の人は、日本が唯一優れているとは誰も思はないと思います。それぞれの国の成り立ち、特徴を尊重して成り立っていくと思います。日本の戦前の蔑視思想というのを早く止めなければならないと思います。日本政府、大阪府はまず、差別を止めるべきだと思います。それは恥ずかしいことです。
朝鮮学校の高校無償化をすること、民族教育を尊重することを要求します。
朝鮮大学の学生さんのアピールです。
学生
アンニョンハシムニカ。私は朝鮮大学に通う学生です。
昨年国によって、コロナに苦しむ大学生を援助するということで大学生への緊急支援金という政策がとられました。しかし、朝鮮学校はそこから排除されました。
それで、本日午後2時から、この問題に抗議する院内集会が行われる予定です。そこには私達の同級生や学生が代表して、集会で発言する予定になっています。私達朝鮮大学の学生にも政府から補助が出されるべきだと思います。
私達より幼い高校生や幼稚園まで排除されている状態です。差別している日本政府、大阪府だけでなく、多くの日本人の無関心が問題だと思っています。私達はそこに負けずこの問題でも闘っていきます。この問題が解決するまで頑張って闘っていきますので、これからもよろしくお願いいたします。
アピールです。
学生
コロナ、ワクチン接種など渋谷でもいろいろやっているんですけど。吉村知事もワクチンでは学生、子ども達に気遣いをしています。
私達朝鮮学校の幼稚園から高校にたいしても思いやりをもって政策をしてほしいと思います。
本日、私達朝大生が国の緊急支援金から除外されている問題で集会があるんですけど。
小平市でも対策が取られたのですが、朝鮮学校は排除されました。どこにいっても、申請しても排除される。そういう差別を見るたび闘いの重要性を感じ今日も参加しました。
夏休みは今日で終わりですが、これからも機会をみながらこの火曜行動に参加したいと思います。コマスミダ。
アピールです。
学生
私は朝鮮大学校に通っています。夏休みに帰ってきて、先輩の誘いがあって来ました。
火曜行動は中・高の時参加したことがあるんですが、こうやって改めて来てみると、毎週続けて闘ってくださる方々、日本人の方々に感謝を感じることになりました。
大阪に帰ってきてからは火曜日、参加できても出来なくても、火曜日を意識するようになりました。
まだ大学の方には戻れないので、夏休みが終わっても参加したいと思います。東京に帰っても毎週闘ってくださる方が居ることを忘れず頑張っていきたいと思います。
アピールです。
学生
アンニョンハシムニカ。私は朝鮮大学の一年生です。入学した時点で緊急支援対象から除外されている状況でした。
それに対し差別に慣れている自分を感じましたが、朝鮮学校でちゃんとルーツを知って、色々習っているので、現状に対し、常々疑いを持っているし、もっと堂々と生きていきたいと思っています。
ですから闘いを続けようと思っているし、支援してくださる方々や応援してくださる方々が闘っていると思うと、もっと権利を闘い取るまで闘いを続けなければならないと思います。学校に戻るまで火曜行動に参加したいと思います。
元 大阪中高オモニ会長の洪さんが久々のアピールです。
オモニ
9月になると2018年9月27日、高校無償化高裁判決を思い出します。2017年の地裁判決は全面勝訴でした。翌年、高裁判決全面敗訴で終わりました。悔しくて悔しくて、このことは一生忘れないと思います。
裁判すること自体がおかしいのではないかと思います。当然に与えられるべき権利だと思います。
最高裁ですべて却下されました。あるまじきことだと思います。
世界から見れば、これは差別だとみんなが当り前のように言います。日本だけです。差別ではないと言っているのは。
高校無償化、補助金、考えてほしいなと思いながら毎年9月を迎えています。朝大生への緊急支援金除外も考えてほしいと訴えていきたいと思っています。政府、大阪府、全国の知事に訴えていきます。
歌 「声よ集まれ歌となれ」
シュプレヒコール
朝鮮学校の子ども達の学ぶ権利を保障せよ!
朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!
朝鮮学校に補助金を復活せよ!
行政が差別するな!
幼稚班に無償化を適用せよ!
みんなの力で豊かな共生社会を作ろう!
全員でのシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」が始まりました。
最後のアピールと合唱の紹介です。
大村さん
大学生の緊急支援金からの排除されていることを聞いて思い出すことがあります。
大阪は20年間補助金を出していましたが、橋下知事が補助金を切ったのです。
朝高と生野初級を訪問し、ニコニコと迎えた子ども達にニコニコと対応しておいて、その日に補助金を不支給としたのです。
子ども達を裏切って、それが松井、吉村に受け継がれています。あきらめずに頑張りましょう。
合唱 「勝利のその日まで」!
駐輪場での申し送りです。
まずは朝鮮大学の学生たちに大きな拍手が送られました。
来週は440回目です。多くの皆さんの参加をお待ちしております
今日のレポーターはハルモニ会の平田さんです。写真撮影は松尾さん、心一つに発信してまいります。
今日も関東のLさんが贈ってくださったアコーディオンを奏でてくださっている池辺さんです。
久方ぶりに東成の金さんが来てくださり百人力です。
長崎さんの第一声始まりました。
長崎さん
8月が過ぎましたがまだまだ暑い日が続いています。
今日も火曜行動を、大人が子どもの夢と希望を奪わないということで行っていきます。朝鮮学校の子ども達が、ありのままの自分を大切にし愛することができるよう、自分自身を認めて生きていけるために民族教育が行われています。これまで大阪市が支給してきた補助金が打ち切られて10年になろうとしています。
今、色々のところで、人権を守ろう、多様性を認め合う社会をつくろう、そうしたスローガンが掲げられています。そうした言葉が街にあふれています。
でもなぜ私達がこうやって9年も超えて府庁の前に立ち続けないといけないんでしょうか。
子ども達が自身で責任をとることができないことで、子ども達を追いつめないで、子どもの夢や希望を奪わないで、その当り前の一点のことで、私達は立ち続けています。
朝鮮学校に対しての差別は国をあげて、そして地方自治体をあげて行われてきました。大阪府では補助金が打ち切られ、高校無償化から排除されました。今、閣議決定で幼児教育の無償化が、認可外施設であったとしても無償化が認められることになり、全国の幼稚園で支給が始まっています。しかし、朝鮮学校にはまだ支給されていません。一日も早く実現されるよう言っています。
この火曜行動には様々の世代の方が参加しています。今日は若い世代の学生さんが来てくれています。アピールをお願いします。
この学生さんたちは、補助金が打ち切られた10年前は小学生だった人達です。学生になっても、働きだしてからもお休みの時などに、こうやって声を上げ続けてくれています。
子どもが朝鮮学校に行っているオモニの方達も来てくれています。自分たちが受けてきた差別を子や孫には渡したくない。日本社会のなかで誇りを持って堂々と生きてほしいと声を上げてくれています。
日本は1910年、日朝併合という言葉で朝鮮半島を植民地としてきました。朝鮮語の教育・使用が奪われ、日本語が強制されました。そして創氏改名ということで朝鮮名を日本名に変えさせられました。日本に渡って来ざるを得なかった、そうした方達の子孫がハラボジ、ハルモニです。
日本は歴史、政治の流れがひっくり返され、無かったことにされ、こうした人たちの声が日本社会から消されようとしています。こうした時だからこそ私達はこうした声を訴えていきます。
火曜バンドがどんどん増えて最後はこの姿になりました。
南大阪初級と共に歩んでくださっている田村さんのアピールです。
田村さん
私は「1%の底力で朝鮮学校の民族教育を支える会」の田村です。
日本は単一民族国家のように言ってきましたが、実際には朝鮮の人、沖縄の人、アイヌの人、他の民族の人もおられます。日本民族が唯一優れているというために単一民族国家という政策を取ってきたと思います。それは侵略戦争をするために植え付けてきたことだと思います。
世界を見たら、中国には56の民族が、ロシア、アフガニスタンなども色々な民族が居られると聞いています。
単一民族国家であろうと、多民族国家であろうと、民族が生まれてきた歴史の過程を知って尊重すべきだと思います。世界の人は、日本が唯一優れているとは誰も思はないと思います。それぞれの国の成り立ち、特徴を尊重して成り立っていくと思います。日本の戦前の蔑視思想というのを早く止めなければならないと思います。日本政府、大阪府はまず、差別を止めるべきだと思います。それは恥ずかしいことです。
朝鮮学校の高校無償化をすること、民族教育を尊重することを要求します。
朝鮮大学の学生さんのアピールです。
学生
アンニョンハシムニカ。私は朝鮮大学に通う学生です。
昨年国によって、コロナに苦しむ大学生を援助するということで大学生への緊急支援金という政策がとられました。しかし、朝鮮学校はそこから排除されました。
それで、本日午後2時から、この問題に抗議する院内集会が行われる予定です。そこには私達の同級生や学生が代表して、集会で発言する予定になっています。私達朝鮮大学の学生にも政府から補助が出されるべきだと思います。
私達より幼い高校生や幼稚園まで排除されている状態です。差別している日本政府、大阪府だけでなく、多くの日本人の無関心が問題だと思っています。私達はそこに負けずこの問題でも闘っていきます。この問題が解決するまで頑張って闘っていきますので、これからもよろしくお願いいたします。
アピールです。
学生
コロナ、ワクチン接種など渋谷でもいろいろやっているんですけど。吉村知事もワクチンでは学生、子ども達に気遣いをしています。
私達朝鮮学校の幼稚園から高校にたいしても思いやりをもって政策をしてほしいと思います。
本日、私達朝大生が国の緊急支援金から除外されている問題で集会があるんですけど。
小平市でも対策が取られたのですが、朝鮮学校は排除されました。どこにいっても、申請しても排除される。そういう差別を見るたび闘いの重要性を感じ今日も参加しました。
夏休みは今日で終わりですが、これからも機会をみながらこの火曜行動に参加したいと思います。コマスミダ。
アピールです。
学生
私は朝鮮大学校に通っています。夏休みに帰ってきて、先輩の誘いがあって来ました。
火曜行動は中・高の時参加したことがあるんですが、こうやって改めて来てみると、毎週続けて闘ってくださる方々、日本人の方々に感謝を感じることになりました。
大阪に帰ってきてからは火曜日、参加できても出来なくても、火曜日を意識するようになりました。
まだ大学の方には戻れないので、夏休みが終わっても参加したいと思います。東京に帰っても毎週闘ってくださる方が居ることを忘れず頑張っていきたいと思います。
アピールです。
学生
アンニョンハシムニカ。私は朝鮮大学の一年生です。入学した時点で緊急支援対象から除外されている状況でした。
それに対し差別に慣れている自分を感じましたが、朝鮮学校でちゃんとルーツを知って、色々習っているので、現状に対し、常々疑いを持っているし、もっと堂々と生きていきたいと思っています。
ですから闘いを続けようと思っているし、支援してくださる方々や応援してくださる方々が闘っていると思うと、もっと権利を闘い取るまで闘いを続けなければならないと思います。学校に戻るまで火曜行動に参加したいと思います。
元 大阪中高オモニ会長の洪さんが久々のアピールです。
オモニ
9月になると2018年9月27日、高校無償化高裁判決を思い出します。2017年の地裁判決は全面勝訴でした。翌年、高裁判決全面敗訴で終わりました。悔しくて悔しくて、このことは一生忘れないと思います。
裁判すること自体がおかしいのではないかと思います。当然に与えられるべき権利だと思います。
最高裁ですべて却下されました。あるまじきことだと思います。
世界から見れば、これは差別だとみんなが当り前のように言います。日本だけです。差別ではないと言っているのは。
高校無償化、補助金、考えてほしいなと思いながら毎年9月を迎えています。朝大生への緊急支援金除外も考えてほしいと訴えていきたいと思っています。政府、大阪府、全国の知事に訴えていきます。
歌 「声よ集まれ歌となれ」
シュプレヒコール
朝鮮学校の子ども達の学ぶ権利を保障せよ!
朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!
朝鮮学校に補助金を復活せよ!
行政が差別するな!
幼稚班に無償化を適用せよ!
みんなの力で豊かな共生社会を作ろう!
全員でのシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」が始まりました。
最後のアピールと合唱の紹介です。
大村さん
大学生の緊急支援金からの排除されていることを聞いて思い出すことがあります。
大阪は20年間補助金を出していましたが、橋下知事が補助金を切ったのです。
朝高と生野初級を訪問し、ニコニコと迎えた子ども達にニコニコと対応しておいて、その日に補助金を不支給としたのです。
子ども達を裏切って、それが松井、吉村に受け継がれています。あきらめずに頑張りましょう。
合唱 「勝利のその日まで」!
駐輪場での申し送りです。
まずは朝鮮大学の学生たちに大きな拍手が送られました。
来週は440回目です。多くの皆さんの参加をお待ちしております