ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

回想⑫ 朝鮮学校への<「無償化」除外を絶対許さへん!緊急抗議集会>奈良

2013-12-18 09:24:12 | イベント
  夜中に降った雪が残る寒い日、2月8日でした。



  奈良の柏原文化会館小ホールにて平日にも関わらず110名もの方々が集まられました。



  <朝鮮学校への「無償化」除外を絶対に許さへん!緊急抗議集会>が行われました。

  奈良の朝鮮学校が休校になって4年が過ぎようとしています。でも奈良には「ハッキョ支援ネットワーク・なら」立ち上がり、東大阪初級に通う奈良の児童たちの通学路を守ってくれたり、「土曜児童教室」を盛り上げてくれたり、色々と支援してくれています。

  私も奈良でのいろんな行事に、よほどの予定が無い限り参加させていただいています。

  2010年8月「朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー」を刊行してから、広島を皮切りに東京、京都、奈良等で除外反対の朗読会を開催し訴えてまいりましたが奈良の歌人で、ネットワーク代表の浅川肇さんは広島、東京での朗読会に進んで参加してくださいました。


  そして2011年2月初め奈良での「無償化除外反対アンソロジー」朗読会を行い、5月には全国で一番先に東日本大震災の復興を支援するチャリティコンサートを奈良初級学校で開いたのです。

  思えば無償化除外は私たちの胸に、子供たちの胸に大きな傷跡を残しましたが皮肉なことに、日朝友好の絆をもっと強くしてくれたようです。



  代表の浅川肇さんが[初めの言葉]を述べられました。



 続いて中森事務局長が「基調提起」をされました。

 次に大阪朝高生と卒業生の日常が映像で紹介されました。
























  次に朝鮮学園を代表して林さんが「無償化」問題についての状況報告をわかりやすく、丁寧に、それもアナウンサーのようなきれいな日本語でしてくれました。論理的で説得力がありました。





   司会は谷さんがしてくださいました。



  アピールが始まりました。

  朝高3年生の鄭さん、民族楽器カヤグムのとても上手な奈良出身の学生です。はきはきと思いのたけをぶっつけました。何回も胸が詰まりました。教え子です。 



  日本の方々のアピールです。まずは学校の先生が朝鮮学校を訪問した感想などもお話くださいました。



  お坊様は、ネットワーク・奈良を立ち上げた日も八木駅前での集会でアピールをしてくださった方です。いつも力強いメッセージをくださいます。



  奈良初中、大阪朝高を卒業した現父兄のペさんも体験に基づいた力強いアピールをしてくださいました。

 



  留学同大阪の賛助出演「サムルノリ」が集会を盛り上げてくれました。

  「ケンガリ」でサムルノリを引っ張ってくれているのは教え子の金さんです。奈良女子大生です。


















  留学同の委員長も想いを訴えました。



  はるばる東京から長谷川和夫さんが駆けつけてくださり全国サイドでの連絡会の活動について、特に東京での活動について説明してくださり参加者に大きな力をくださいました。




 ([高校無償化]制度から朝鮮学校を排除する省令改正>に抗議する緊急アピールを満場一致で採択しました。

  寒い日でしたが参加して本当に良かったです。奈良の同胞と日本の友人たちが暖かく迎えてくれました。

  3年間続いている奈良との繋がりです。コマッスムニダ、元気を頂きました。又明日から頑張ります。
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