風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

D'の純情

2015-08-05 22:37:39 | ももクロ









2011年7月に発売された、ももクロのメジャー5thシングル、「D'の純情」。

この曲の冒頭の歌詞はこうです。







闇を知る者だけが

奥深い光を放つと

魅せるため生まれたと

思うんだ
(作詞、只野菜摘。作曲、横山克)





この歌詞を聴くと、いつも私の頭の中に想起される言葉があります。それは






【善人なおもて往生を遂ぐ、いわんや悪人においておや】





己の中の「闇」を知る事。

己の中の「闇」を見つめ

受け入れ

抱きしめ

「愛する」事。

その時、闇を貫いて、一条の光が差し込んでくる。

その光へ向かって、

突き進め!




この曲は、ももクロ流のいわば「悪人正機説」です。



やるな、ももクロ!










己の心の闇から、逃げちゃいけない。

逃げれば逃げるほどに、追って来る。

呑み込まれる。



呑みこまれない方法は唯一つ。


己の心の闇を認めること。

真正面から受け止めること。



逃げないこと。



逃げている限りは、同じ事の繰り返し。



己の中の闇を見つめよ、光はそこから、

見えてくる。










やっぱりももクロは

只者ではないねえ。