風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

この“親”にしてこの“子”あり ~ももクロ、川上マネージャーの「愛」~

2015-08-02 23:09:01 | ももクロ





                       
          ももクロwith舘ひろし
           http://momoclonews.com/archives/44968596.html


今年の「桃神祭」は、百田夏菜子の地元、静岡県のエコパスタジアムにて、7月31日、8月1日の2日間に亘って開催されました。

初日は川上マネージャーとヒャダインこと前山田健一氏との歴史的「和解」劇あり、2日目はゲストに舘ひろし、大葉健二そしてもはやレギュラーと化したお馴染み松崎しげるが登場。両日とも素晴らしいライヴだったようです。

そして、またまた出ました夏菜子の名言!




【私たち、競争心はないんですけど、みんなの笑顔だけは譲れません!だからどっかいっちゃっても、また帰ってきてください!】





ほんと、名言の宝庫だ。






ところで、2日目のライヴが終わった後、家路に急ぐモノノフたちに、ちょっとしたハプニングがあったようです。

最寄の愛野駅に集まったモノノフたちは、そこで電車が動いていないことを知ります。駅員は曖昧な情報しか伝えず、モノノフたちの間にイライラがつのります。

いったい電車はいつ動くんだよ!と、そこへ救世主の如くに現れたのが、

ももクロのマネージャー、川上アキラ氏。



川上氏は駅員と交渉、正確な情報を逐一伝えるように駅員に申し出をしていたようですが、状況を駅員が把握しておらず、思わずキレてしまう一幕もあったとか。

それと並行するかたちで、川上氏はシャトルバスを手配するよう要請。この川上氏の気転により、続々とバスで移動するモノノフたち。

一時間後には電車も動き始め、川上氏は自ら拡声器を持って、モノノフたちに状況を伝え、他のスタッフも総出で交通整理等、モノノフたちを混乱なく誘導、無事全員が帰路についたとのことです。



その立場上、普段はなにかとバッシングの対象にされやすい川上氏ですが、この時ばかりは、ネット上は感謝と賞賛のコメントで溢れかえったたようです。




それにしても、ここまでやりますかね普通?


まあ大概は、ライヴが終わればハイさようなら。「電車が止まっていようが、それはJRの責任でしょ?私たちは感知しません」という対処となるのが関の山です。

それが「普通」の対応だろうし、ほとんどの人は、文句も言わないでしょう。

そう、文句なんか言われないんですよ。普通はね。


ここで頭に浮かぶのが、この同じ日に、夏菜子がライヴで語った、例の名言なんです。


【みんなの笑顔だけは譲れません!】




みんなに笑顔を届けるのが、ももクロの使命。せっかくみんな、笑顔になったというのに、最後の最後で、不愉快な思いをさせたまま返すわけにはいかない。

どうかみんなには、自宅まで笑顔を持ち帰って欲しい。そんなモノノフへの「愛」が、このような行動を取らせた。

私にはそう思えます。



エンタテインメントの本質ってなんだろう?この川上マネージャーの行動に、一つの答えがあるように思います。

こういうマネージャーの下にあったからこそ、

ももクロは、「ももクロ」足り得たんですねえ。



ももクロ5人の「愛」と、5人を育てた両親含め、周りの大人たちの「愛」とりわけ川上マネージャーの「愛」が、ももクロをももクロ足らしめ、

ここに、「奇跡の5人」が誕生したのだね。

この経緯そのものが「奇跡」だ。



ももクロという「奇跡」を体験できる我々は

幸せ者です。





      拡声器を持っているのが、ももクロマネージャー、川上アキラ氏
      http://momoclozamurai.xxxblog.jp/archives/44969557.html





この親(川上マネージャー)にして、この子(ももクロ)あり。






静岡の、良い「祓い」になりましたかね?