風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

Wee-Tee-Wee-Tee

2018-07-31 04:35:09 | ももクロ





昨日の記事の続きをちょっだけ書きましょう。



要は、他人に対して「思いやり」の気持ちを発することができるかどうか、なんです。


他人に思いやりを持てない人は、他人の行為に関して著しく狭量で不寛容となり、他人の至らぬ点や矛盾点、言葉尻の上げ足を取っては攻め立て、言い負かし、悦に入る。しかしそんなことは、己の歪んだ自我を一時的に満足させるだけのことに過ぎず、そこに根本的解決はありません。寧ろそうした行為にハマった者は、まるで麻薬中毒患者のように己の心も体も蝕み、自滅していく。


まっ、ご自分で選んだ道です。勝手になさればよろしいですが。



この世に完璧な人間などいません。至らぬ点も多ければ矛盾も沢山抱えながら生きている。人間とはそういうものです。それは私もあなたも、杏果も変わらない。


だからこそ、お互い様という「おもいやり」の気持ちが大切なのです。


「おもいやり」は他人に期待したり求めたりするものではありません。自分から発するものです。「あいつにはおもいやりが足りない」とか、他人のことをとやかく言う前に、自分から出さなきゃダメなんですよ。

そういうものです。



他人にどこまでおもいやりが持てるか、発せられるか。それを試されているのだということを知れ!という話。


それはあなたも私も、杏果だって同じです。



そういうこと。










ももいろクローバーZ『Wee-Tee-Wee-Tee』



8月1日発売の『ももいろクリスマス2017』のディスクに収録されている曲です。


ファービー人形のCМタイアップ曲として作られた曲で、歌詞の中にファービー語が入っています。おそらく意味がちゃんとあるのでしょうが、私には訳せません(笑)

こういう可愛い曲もハマるし、大人っぽい曲も歌える。ももクロの楽曲の幅の広さと、表現力の高さよ。やはりこのライヴは、



一つの頂点だったと、言って良いのかもしれませんねえ。

もしも街中で有安杏果に遭遇したら

2018-07-30 11:34:37 | 有安杏果





結局、杏果の一連の行動に何を感じるかは、杏果に問題があるのではない、感じた本人の問題なのである。


杏果のどこが好きなのか、どこが嫌いなのか。なぜ執拗に攻撃したがるのか、それらはすべて、その人自身の心の問題なのであって、杏果自身にはなんの問題もない。杏果はただ、己の道を歩もうとしているだけ。それが許せないのは、その人自身が他人の行動に対して著しく狭量で不寛容であることの証明に過ぎず、いかな小理屈屁理屈を重ねようとも、結局はその人自身の心に問題があるということだ。


だから、なぜ杏果を執拗に攻撃したがるのか、己自身の内面に問い質さない限り、その人はいつまでもおなじところをグルグル回って抜け出せず、いずれは自滅していく。哀れだがそういうものなのである。




杏果は今、日々己の研鑽に励み、前へ進み続けている。それに対して、


あなたはどうなの?




さて、杏果に街中で遭遇したとして、一体どのようなリアクションをとるのがベストなのか、である。


もちろん、絶対的に正しい唯一の行動などはない、結局はひとそれぞれなのだが、私個人が思うところのベスト・リアクション、それは



気付かない振りをして、静かに見送る。


「今」の杏果の立場を慮ったとき、これがもっとも、「今」の杏果にたいする正しいリアクションであると、私は思う。



間違っても、「芸能人」に対するようにキャーキャー騒いではいけないし、例えそれで杏果ににガン無視されても、それで怒るなど、所詮それは自分本位のファンでしかなく、杏果のことなど本当に思いやってはいない、自分勝手な思い込みファンに過ぎず、ファンを名乗る者の態度としては、はっきりいって



最低である。と、これだけは申し上げておきたい。



もちろん、強要はしません。あなた自身が自分で考え、行動すればよろしい。それが「今」のあなたの本性だということですから。





杏果を好きだと「自称」している者も、嫌いだと公言している者も、どちらも結局は、己自身の「人間」を試されているのだ、ということを知れ!という話。







有安杏果『ハムスター』

この片足を上げるポーズ。癖なのかよく見るけれども、背の小さい自分を少しでも大きく見せたいという無意識の行動なのか、いずれにせよ、このポーズがやけに「可愛く」思える今日この頃でありやす(笑)。

予告編に思う

2018-07-29 08:48:54 | ゴジラ










ハリウッド版新作ゴジラの予告編に字幕がつきましたので、改めて貼らせていただきます。



これをみておりますと、怪獣というものを単なるモンスターとは見ていない、大自然の精霊として捉え、畏れを抱いているかのように感じられます。この間ご紹介した映画『シェイプ・オブ・ウォーター』が、人と「精霊」との愛の物語であったように、人と自然との関わり方を改めて考えさせるようなテーマが、こうしたエンタテインメントの分野から示され始めている。或る種「日本的」な世界観が見直されはじめてきているのかもしれない。


それが「意図」的なものなのか、自然発生的なものなのかは分からないし、正直どっちでもいいし、さほど興味はない。いずれにしろ、こうした傾向がなんとなく見え始めていることに、ちょっとした面白さを感じる、今日この頃ではあります。



ともかく、来夏を待て、ですな。



怪獣映画にはまだまだ可能性がある。長年舐められ続けた怪獣えいがではありますが、いやいやどうしてどうして、そう侮られたものではないですよ、という話。






まるで「意志」があるかのように動く台風が席巻する昨今。大自然とどう向き合うべきか。



人類は分岐点に差し掛かっているといえましょう。


怪獣映画はそれを教えてくれている。



馬鹿にしちゃいけません、それこそ



罰があたるかもよ……。

超絶ドラマー、ももクロを叩く

2018-07-28 04:49:36 | ももクロ












日本が世界に誇る超・超絶ドラマー・神保彰氏が、ももクロの曲『サラバ、愛しき悲しみたちよ』を叩く。


「ワンマン・オーケストラ」と名付けられたそのプレイは、電子ドラムと生ドラムを組み合わせ、リズムだけではなくメロディからアレンジに至るまで、たった一人で一つの曲を演奏してしまう。


いやー、すげーのなんの。音楽に少しでも興味がおありの方は必見です!これはホントに、感動しますよ。


『ももいろクリスマス2017』で披露されたこの超絶プレイ。8月1日に発売される同ディスクに収録されております。



極めた人間の凄さというものを感じていただきたい。いやホント、感動しますよ、これ。




人間って、素晴らしいね。














芸能事務所スターダスト・プロモーションに所属するすべてのアイドル・グループ12組、総勢78人によるプロジェクト、『スターダスト・プラネット』から、いきものがかりの水野良樹氏作詞作曲による、[We Are Star]のМVが公開されました。

10年前にももクロを手掛け始めた時には、まさかこんなに増えるとは思っていなかっただろうね。ももクロがすべてを切り開いたんだよね。



12グループの内訳は、『ももいろクローバーZ』『私立恵比寿中学』『チームしゃちほこ』『たこやきレインボー』『ロッカジャポニカ』『ばってん少女隊』『ときめき♡宣伝部』『はちみつロケット』『3B junior』『桜エビ~ず』『いぎなり東北産』『CROWN POP』……ふう。



正直、ももクロ以外はよく知りません。最近はたこ虹のくーちゃんがちょっとお気に入りなくらいで、後は全然わからない。てんかすトリオつながりで、しゃちのちゆとか、エビ中のひなたとか、あとは全然知らない。東北産の伊達ちゃんは若干13歳だとか、全然知らないなあ。あれ?愛羅はどのグループだったんだったけ?

全然知らないなあ~。


それにしても、いきものがかり水野氏に曲を依頼するとは、スタダは相変わらずセンスがいい。ていうか、プロデューサーはキングレコードのじゅんじゅんなのかな。ならセンスは良いはずだね。



もう~、全然知らないなあ~。

夏うた

2018-07-27 04:06:34 | エンタメ総合







飛行船『遠野物語』



私が中学生の頃に、岩手県をはじめ東北を中心に大ヒットした曲です。全国的にはどうかわかりませんが。



懐かしくもほろ苦い、昭和の夏を想起させますねえ。




飛行船のリーダーだったあんべ光俊さんは岩手県釜石市出身。現在は仙台在住で、音楽活動を続けておられます。


本名は安部光俊。「安部」と書いて「あんべ」と読むんですね。「阿部」「安倍」「安部」「阿倍」これら全部、基本は「あべ」と読みます。そうして人によっては「あんべ」と読み「あんばい」と読む人もいる。


とかく日本人の名前は難しいものですね。







あの昭和の夏はもう帰ってこない。「今」の夏を乗り切っていきましょう。

近藤洋介

2018-07-26 04:34:40 | 名バイプレーヤー











身体も大きければ声も大きい。現代劇にも多く出演されておられますが、私としては時代劇のイメージが強い。



代表作はやはり、必殺シリーズ第4弾『暗闇仕留人』の大吉でしょう。



石屋の大吉の必殺技は、その大きな身体を生かした力技、必殺「心臓ひねり」。クルミを握りつぶすほどの怪力で、人間の胸の奥まで手を突っ込み、そのまま心臓を握りつぶしちゃう。

どう考えても出来るわけがない技です。心臓の手前には皮膚もあり筋肉もあり、肋骨もあり肺もある。それらをどうやってすり抜けて心臓に到達するのか、無茶苦茶あり得ない技なわけですが、まっ、いいんです。なんたって「必殺」ですから(笑)


この大吉さんは無類の女好きで享楽主義者したが、一方、時代劇『江戸の旋風(かぜ)』で演じた南町奉行所同心・高瀬は無類の堅物。その大きな声で人を怒鳴りつけるために誤解されやすいが、実は情に篤い優しい人物。武骨で真面目な役柄を見事に演じていましたね。



この『江戸の旋風』。内容としては時代劇というより刑事ドラマに近い。しかしちゃんと時代劇としてなりたっているところが絶妙で、70年代当時のテレビ時代劇の質の高さをよく表している名作です。主演の加山雄三は粋な江戸っ子。軽妙な津坂匡章(現・秋野大作)にダンディで渋い露口茂。そして武骨な近藤洋介と、それぞれのキャラもよく立っています。




CS時代劇専門チャンネルではついこの間まで、この『暗闇仕留人』と『江戸の旋風』を連続して放送しており、あの2時間はちょっとした「近藤洋介アワー」でしたね(笑)



最近はあまりお見かけしなくなりましたが、2010年頃までは舞台出演もされていたようです。時代劇がすっかり少なくなってしまった昨今ですが、あの大きな声を是非にももう一度聴きたいものです。



御年84歳。まだまだ、これから。






NATTO!

2018-07-25 04:56:48 | 岩手・東北












永保3年(1083)より寛治元年(1087)にかけて、奥州の覇権を争った後三年合戦。


源義家・清原清衡(後の藤原清衡)連合軍は、金沢の柵(秋田県横手市金沢)に立てこもる清原家衡・清原武衡の軍勢を攻めますが、難攻不落の金沢の柵はなかなかに落ちない。


そこで義家・清衡軍は金沢の柵を兵糧攻めにする策に出ます。


秋から冬へと季節は移り替わり、飢餓に苦しむ女子供らが柵から脱走してきます。源義家はこの者達を残らず捕らえ処刑します。


柵から出ても殺される。こうした恐怖を与えることで、柵の中に人々を釘付けにし、食料を早く食べつくさせようという作戦でした。


当時の武家の棟梁、源氏はこうした残虐なことを割と平気で行った。これがいくさだといってしまえばそれまでのこと。武士道とかなんとか言いますが、


現実はそんな甘いもんじゃない。



こうして愈々食料がつき、家衡・武衡らは柵に火をつけ脱出、武衡は逃走途中に討たれ、家衡は捕らえられ処刑されます。



こうして奥州の覇権は清原清衡。後の藤原清衡の手に渡り、清衡はいくさに明け暮れた己の生涯を顧み、二度といくさが起こらないよう、仏教による此土浄土を奥州に築こうとします。


それこそが奥州100年の都、黄金都市・平泉です。




ところでこの後三年合戦の際、義家軍が食料として持参し、藁の中に包んだまま放ったらかしにしていた大豆が発酵していました。


これを食してみるとなんとも美味!おわかりですね、これこそが


「納豆」誕生の瞬間だったのです。




納豆の発祥に我らが平泉が関わっている……もちろんこれは、諸説ある納豆発祥伝承の一つにすぎませんが、でも東北人は大概納豆が好きじゃないですか?納豆嫌いの東北人なんてあまり聞いたことがない。


それはおそらく、いや絶対


東北こそが、納豆発祥の地だからですよ。間違いない!キッパリ!



納豆の栄養価だとか効能だとか、そうした細かいことは、私は書きません。とにかく納豆は美味いし身体に良い。これで十分。



納豆は世界を救う。行けNATTO!世界の平和を守るため。


N・A・T・T・O、NATTO!



、皆さん、納豆を食べましょう。美味いよ~。












納豆カレーは美味い。



レシピは簡単。普通に作ったカレーに、普通にかき混ぜてネバネバにした納豆を、普通にぶっこめば良いだけの話。実に単純にして美味いったらありゃしない。



そこの疑いの目を向けているあなた!四の五の言わずに食べてみなはれ。あまりの美味さに悶絶するぞ~(笑)




納豆カレーは美味い!皆さん、納豆カレーを食べましょう。



納豆は世界を救う。行けNATTO、世界の平和を守るため。



N・A・T・T・O、NATTO!






岩手県南から宮城県にかけて、また山形県などでも食される納豆餅。これも美味い!

とにかく納豆は美味いのだ!!

独り言

2018-07-25 00:29:20 | 有安杏果





杏果があかりんの結婚について、ツイッター等で何もコメントしていないことに対し、疑問を呈している輩がいるらしい。


まったく、なんにも分かっちゃいない。



杏果はももクロ卒業以来、ももクロに関することは一切コメントしてこなかった。一切である。



今回のあかりんのことだって、「ももクロ関係」であることには変わりなく、杏果は従来の姿勢を通しているに過ぎない。




なにも語らないのは杏果らしくないだとか、知った風なことを云う輩もいるらしいが、姿勢一貫、貫き通すことこそが杏果らしいのである。




杏果の存念が奈辺にあるか、いちいち杏果が語らなくても、「本物」のファンならばわかるはず。それがわからないような唐変木はファンでもなんでもない。


ただのドアホウであるのだ。




今はももクロについて語るべき時ではない。時期ではないのである。杏果の一貫した姿勢は正しい。それがわからんような奴は……。



もういい!

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』 2017

2018-07-24 04:05:22 | 映画











※ネタバレあり!








ギレルモ・デル・トロ監督、これほど切なくも美しいラヴ・ストーリーを撮り上げるとは、やはりただの「オタク」監督ではありませんでしたね。この作品はヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞つまりグランプリを獲得し、第90回アカデミー賞では作品賞、監督賞、音楽賞、美術賞の4冠を獲得しており、『シン・ゴジラ』が日本アカデミー賞を獲ったときにも思いましたが、こういう作品がグランプリを獲る時代になったんだなあと、感慨ひとしおであります。



大昔のモンスター映画『大アマゾンの半魚人』を、内容を大幅に変えた完全オリジナル・ストーリーとして復活させた本作は、現代の「異類婚姻譚」とも云うべき「神話性」を持ち、なにか、人間のDNAに訴えかけるような懐かしさ、切なさ、美しさを感じさせます。


ちょっと大げさかな(笑)






時代は1960年代の冷戦時代。アメリカの機密機関「航空宇宙研究センター」に清掃員として勤めているイライザ(サリー・ホーキンス)は、そこで不思議な生き物と遭遇します。

その生物はアマゾンの奥地の原住民に、神として崇められていた、半人半魚の生物。研究所ではこの水中でも地上でも生きられる生物の呼吸器官の秘密を探ることで、宇宙飛行士たちの宇宙空間での活動に生かせないか研究しようとしていたのです。


イライザは赤ん坊の頃に首筋を切られ、以来声を出すことができません。自分はいったい何者なのか?イライザは次第にこの一人ぽっちの生物にある種の共感を抱くようになっていきます。



機密保持のためこの「半魚人」を警固しているストリックランド(マイケル・シャノン)という男は大変残虐な男で、電磁警棒を使ってこの生物を虐待していました。イライザは「彼」=半魚人と意志の疎通を図ろうと、おやつ代わりに持参していたゆで卵を「彼」に与え、徐々に慣れさせていきます。


「彼」の水槽の近くでレコード・プレーヤーを回し、音楽を聴かせるイライザ。「彼」はイライザに心を許すようになり、イライザは「彼」に手話を教え、二人の意志の疎通は益々活発なものになっていきます。



研究所は「彼」を生体解剖にかけることを決定します。イライザは「彼」を研究所から脱出させようとします。アパートの同居人で同性愛者の画家、シャイルズ(リチャード・ジェンキンス)や、同僚の黒人女性、ゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)また研究所の研究員で実はソ連のスパイ、ホフステトラー博士(マイケル・スタールバーグ)らの協力もあって、ゼルダは「彼」の救出に成功、自宅アパートの浴槽に彼を匿います。


「彼」を世話するうち、二人は本当に心から愛し合うようになっていく。しかしこの生活がいつまでも続くわけはなく、しだいに衰弱していく「彼」を海へ逃がそうと、イライザは雨の日を利用して「彼」を波止場へと連れて行く計画を立てるのですが、ストリックランドの追手が間近に迫る!


果たしてイライザは、「彼」を無事逃がすことができるのか!?








洋の東西を問わず、古今の神話には例えば大蛇と婚姻したり、「わに」と婚姻したり、あるいは狼に育てられた赤ん坊だったり、こうした人間以外の異類の血筋を得、あるいは関りを持った者が王位に就くという話がよくあります。これは太古の人類に普遍的にあった大自然崇拝を表しているとも云えますが、あるいは本当に、このような生物たちはかつて「存在」していたのかもしれない。なんて、ちょっとしたロマンをも想起させずには置きませんね。


大自然から人が人としてこの世に生まれる過程において、人と人「以前」の生物との間を繋ぐ存在、あるいは大自然の精霊が生物化したもの。そのような者たちがかつては存在し、人と混在していたのかも知れない。


この「彼」はおそらく、そうした生物たちの最後の生き残りなのでしょう。


だからこそこの映画は、我々のDNAに直接語り掛けてくる懐かしさと、切なさを持っているのでしょう。



ともかくね、下手な描き方をすればただの「気持ち悪い」話で終わってしまうところを、よくぞこれだけ美しい物語に仕上げてくれたと思います。その手腕にはただただ脱帽するばかり。ギレルモ・デル・トロ。ただのオタクじゃありません(笑)





「彼」の存在を通して、綺麗な心を持った者たちはより美しく、醜悪な心の奴らはより醜悪になっていく。「彼」に関わった者たちは皆、その心の本質をさらけ出さずにはおれない。それは「彼」が本当に


大自然の精霊、「神」であるから、なのかもしれない。




現代の異類婚姻譚。現代の神話。好き嫌いは分かれるかもしれませんが、きっと深く心に刻まれる物語であることは間違いありません。




深く静かに、おススメします。