風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

鍋三昧

2020-11-16 08:53:11 | ここで一句

 

 

 

 

 

縄文時代から食されている、日本民族のソウルフード、それは

 

「鍋」!🍲

 

グツグツ、ハフハフ、うっ、美味い!

 

ここで一句

 

【幾星霜時を跨いで鍋三昧】

 

ご先祖様に感謝。


暴風雨の朝

2019-05-22 08:31:30 | ここで一句

 

 

 

 

 

私の住むあたりでは、ここのところ風の強い日が多い。

 

特に昨日の朝方から午前中にかけては、これに強い雨が加わり、ちょっとした台風並みの暴風雨でしたね。

 

窓ガラスに激しく打ち付ける雨風を見ながら、例え小さく古い家であっても、雨風を凌げる住処のあるということに、感謝せずには居れませんでした。

 

 

ありがたいことです。

 

 

ここで一句。

 

 

【暴風雨さつきの朝に窓を打ち】

 

 

 

天の気は荒れ気味のようです。これも人様の行いのせいでしょうか。

 

世の中色々、嫌なことも起こっておりますが、どちら様も

 

お気をつけて。


鬼も内

2019-02-04 09:24:59 | ここで一句

 

 

 

昨日は節分でした。

 

節分には豆まきがつきものですが、我が東北では、この豆まきに使う豆は、大概「落花生」なんです。

 

節分の豆まきといえば落花生がこちらの常識でしたから、全国的には炒った大豆を撒くのだと知った時には驚愕しましたね。

 

 

なぜ炒った大豆なのか?諸説あるでしょうが、出口王仁三郎さんが非常に面白い説を唱えております。

 

 

太古、日本神界を統率していたのはクニトコタチノオオカミでしたが、オオカミはまるで「鬼」の如くに厳しく神々を統率しておりましたので、これに辟易した悪神どもが謀って、オオカミを艮(うしとら、東北)の方角の地に幽閉してしまった。

 

以来、艮は鬼門として恐れられるようになったのだとか。

 

 

クニトコタチノオオカミを幽閉する際、悪神どもは呪いをかけました。それは

「炒った大豆に芽が出るまで出てくるな!」

炒った大豆から芽が出ることはあり得ませんから、これは永遠に出てくるな!という意味の呪いなのだそうです。

 

以来、節分には炒った大豆を撒きながら、鬼(クニトコタチノオオカミ)は外と唱えるようになったのだとか。

 

 

しかし、この説文の際の唱え言、寺社によって様々なようです。「福は内」だけを唱えるところもあれば、「福は内、鬼も内」と唱えるところもあるとか。

なんでしょう?やはり単純に鬼を「排除」すればいいという感覚に、違和感を覚える日本人は、案外多いということなのでしょうか。

 

 

「禍福は糾える縄の如し」「人間万事塞翁が馬」などとも申します。なにが「福」でなにが「鬼」かなど、人間の一方的な視点、狭い了見だけでわかるものではありませんな。そういう意味では、究極的には「福」も「鬼」もすべて「福」。

 

「鬼神」の如き厳しさも、「神」であることには違いない。

 

まあ、なかなかそんな風には、思えませんけどね(笑)

 

 

それにしても、クニトコタチノオオカミが幽閉されたと伝えられる艮・東北の地においては、炒った大豆ではなく落花生が蒔かれるという事実。

なんとも不可思議な因縁ではあります。

 

 

ここで一句

 

【節分けや福は内なら鬼も内】

 

 

しかし落花生はカロリーが高い!食べ過ぎに注意!


師走

2018-12-04 03:47:03 | ここで一句






師走と書いて「しそう」と読んだ人がいるらしい。



さて、誰でしょう。



ここで一句。



【しわすだよしそうじゃないよ夏菜子ちゃん】




さらに一句。



【ニュートンがりんごで発見ビタミンB】

百田夏菜子史上最強の名(迷)言。





今年もあと一か月を切りました。早いですねえ。


ホントに時の流れは加速度を増してスピードを速めてます。今年の夏と現在とを比べてる、一週間の経つ速度は絶対早くなってます。


あと3日くらいで年明けになるんじゃないですかね(笑)



なにかと忙しい師走です。皆さまどうかお風邪など召しませぬよう、御自愛ください。

最近こればっかり(笑)







こたつにみかん

2018-11-23 05:21:00 | ここで一句












スーパーなどにみかんがずらりと並ぶ季節になりました。


みかんは冬の味覚。みかんを食べない冬は冬じゃない!と言い切りましょう(笑)



こたつにみかんは冬の定番。これさえあれば冬も乗り切れるってもんだ!


冬はみかん。とにかくみかん。みかん!みかん!みかん!




では、ここで一句。





【ぬくぬくとこたつにみかんきどころ寝】




「きどころ寝」とは、こたつに入ったまま寝てしまうことです。これが実に気持ちいい(笑)しかし風邪をひく原因ともなりかねませんので、


練るときはちゃんと、布団かベッドで寝ましょう。



皆さまくれぐれもご自愛のほど。







こちらの方はみかんより煎餅の方が好きらしい(笑)

初雪の便り

2018-11-21 08:46:02 | ここで一句






盛岡に初雪が降ったそうな。今季本州では初だとか。


同じ岩手県と云っても、盛岡辺りと私の住む県南とでは、気候が大きく違う。盛岡で雪が降ったからといって、私のところまではまだまだ雪は届かない。



とはいえ、雪の便りを聞くと、身が引き締まる思いがしますね。これからいよいよ冬本番。さて、まずは


車のタイヤ、スタッドレスに交換しなきゃ。これ東北の冬の定番ね。




ここで一句。




【初雪の便りにそっと洟をかみ】










皆さまお風邪を召しませぬように。御自愛のほど。










冬が来る前に

2018-10-31 06:13:27 | ここで一句






早起きをしますと今朝は雨。秋の朝は柔らかな陽射しが窓辺に差し込む様子がとても好きなのですが、今朝は見ることが出来ず残念。


一雨来るごとに、冬が近づいている。そんな時節となりました。




ここで一句


【雨の朝思うは冬が来る前に】



冬が来る前に、やっておきたいことが山ほどありますが、



できるかな~。






紙ふうせん『冬が来る前に』

秋のお彼岸

2018-09-21 05:58:34 | ここで一句




こちら東北では、朝夕めっきりと冷え込むようになってきました。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもの。この間までの異常な暑さは噓のように過ぎ去り、あっという間に秋も過ぎて、もうすぐ冬がやってくる。



今年もあと3ヶ月、早いなあ。




ここで一句



【行く夏を名残惜しみて秋彼岸】



寒くなってくると、あんなに暑くて辟易した夏でも、妙に懐かしく感じたりします。おかしなものです。










春はぼたもち、秋はおはぎ。間違えませんように。



風は秋色?

2018-08-19 08:50:49 | ここで一句





お盆が明けてからというもの、朝夕などはすっかり秋めいてきましたね。


日中などはまだ、夏日に近い気温まで上昇しますが、それでも陽射しの強さや色あい、風の冷たさなどはもう秋のものに移っています。



今年もあと4か月ちょっとですよ、早いですねえ。





秋と云えばこちらの句。


【秋深き隣はなにをする人ぞ】


という句が思い浮かびます。これは松尾芭蕉が亡くなる2週間前に詠んだ句だそうです。病床にあって静かに伏していると、隣の家からなにやら物音が聴こえる。何をしているのだろう?

病気故に身動きができない己の身の寂しさを、秋の寂しさに乗せて詠んだ、というところでしょうか。


こちらの句は、一般に「秋深し……」だと思われていますが、正しくは「秋深き……」なんです。「き」と「し」では大違い。


憶えましょう。





芭蕉翁の最後の句は

【旅に病んで夢は枯野を駆け巡る】



旅に生きた芭蕉翁の夢はやはり、旅に出ること。きっと翁の魂は、自由に天地を駆け巡ったことでしょう。



せめて魂だけでも、自由でありたいものですねえ。



ここで1句


【盆が明け彼岸待てずと秋の風】


御先祖様方、お彼岸にまた、どうぞ。

なゐの神

2018-08-05 19:19:28 | ここで一句





ただいま午後7時現在、岩手県南部では雨が激しく降っており、時々雷鳴も轟いております。


東北地方においては明日午前中にかけて、山形県と宮城県を中心に大雨、土砂災害等に警戒が必要とのこと。


折しも午後6時前頃、青森県沖を震源とする小規模の地震も発生しております。大雨に地震と、東北も容赦はされないようです。



日本書紀によると推古天皇治世、倭地方に大地震(おおなゐ)が発生し、これを沈めるため全国になゐの神を祀らせた、という記事があるそうな。この「なゐの神」の正式な御神名はわかりません。古事記などをみても、地震専門(?)の神というのは登場しません。


ただ、なゐには「地震」という意味の他に「大地」という意味もあるとする説もあるようです。つまりは大地の神が地震を引き起こすなゐの神でもあるという、至極当然のお話。


正式な御神名がいずれであるにせよ、この日本列島の上に生かされている身としては、なゐの神への感謝を忘れては、



いけませんねえ。




ここで一句



【大雨に鎮めらりしやなゐの神】




大雨は災害を齎しますが、一方で大地を冷やし、地震を押さえてもくれているらしい。


「塞翁が馬」とはこのことか。