風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

RAINBOW [Difficult To Cure] 1981

2015-12-30 06:22:40 | 今日のメタル










画像は1984年の武道館ライヴ。

ベートーヴェンの「第九」をロック風にアレンジした曲で、タイトルのDifficult To Cure=治療不可とは、どんなにうまくアレンジしようとしても、オリジナルは超えられない、という意味だそうな。


この武道館ライヴでは、東京フィル・ハーモニー・オーケストラと共演しております。


年末恒例の、「第九」をどうぞ。

映画『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』1983

2015-12-29 01:24:12 | スター・ウォーズ









原題は[Return Of The Jedi]つまり「ジェダイの帰還」なんです。ですから現在巷に出回っているDVD等はすべて「ジェダイの帰還」で統一されています。

確かに、ジェダイに「復讐」は似合わないというのはよくわかる。よくわかるけれども、私としてはやはり、馴染みの深い「ジェダイの復讐」でここは通したい。

ということで、よろしく。










前作「帝国の逆襲」で、思いっきり緊迫感を漂わせておきながら、本作では一転してひたすら大団円に向かって突っ走る。

前作でほのめかされた謎も、実にあっさり明かされる。

「ヴェイダーは父ですか?」

「そうじゃ」



「レイアは妹ですか?」

「よく見抜いたな」


……って、おいおい。


あんまりあっさりし過ぎて、びっくりポンです(笑)


そのせいか、ドラマ部分は平板で今一つ面白みに欠ける。まあでも、アクションや特撮はよくできており、SF特撮アクション映画としては、まあ、及第点でしょう。




印象的だったのは、冒頭のハン・ソロ(ハリソン・フォード)救出譚。悪党ジャバ・ザ・ハット相手に、ルーク(マーク・ハミル)は平和的な交渉から始めつつも、要所に人員を配置して、いつでも攻撃に転じられるよう、備えは万全にしてある。これぞ正義の王道!


これぞジェダイ!




やはり正義のヒーローはまず、平和的にいかなきゃね。いきなり攻撃しちゃだめよ。


外交も国防も、これが基本だよねえ…おっと政治的発言はNGね(笑)




ジャバ・ザ・ハットと囚われのレイア(キャリー・フィッシャー)




帝国皇帝パルパティーン(イアン・マクダーミド)はルークをダーク・サイドに引き入れようと画策、自らを囮として反乱軍を森の月エンドア周辺におびき寄せます。

このエンドアの住人達、イォーク族。なんというか、二足歩行のコアラみたいな一族で、いかにも幼児受けを狙った感じが、最初の頃は鼻についてイヤでしたね。今は慣れましたけど。

このエンドアで、地上と宇宙空間とデス・スター内部で繰り広げられる三つ巴の戦い。ここからの怒涛の展開は見事です。特に宇宙戦のシーンは、CG全盛の現在にあっても未だに超えられていないと確信します。

やっぱりね、アイデアなんですよ、技術云々ではなくて。どういう画を見せたいかというアイデアの部分で、未だこれを超えているものはないと断言しておきます。







皇帝は反乱軍を罠に嵌め、ルークを動揺させて怒りと憎しみの感情を呼び起こさせて、ダーク・サイドに引き入れようと画策します。

ルークは父親であるダース・ヴェイダーをダーク・サイドから救い出そうと、自ら投降、皇帝と対峙します。そこでヴェイダーに、レイアが妹であることを気づかれてしまう。

ルークがいなくてもレイアがいる。このヴェイダーの発言に思わず激怒してしまったルークは、ヴェイダーをライト・セイバーで打ち倒し、あわや殺害寸前まで追い詰めます。

喜ぶ皇帝、さあヴェイダーを殺せ!そうして私の僕となれ、と誘う皇帝。

我に帰ったルークはライト・セイバーを捨て、これを拒否。これをみた皇帝は、ならば死ね!と、自らの指先からルークに向けて電撃を発射します。

苦しむルーク。「父さん、助けて!」


このルークの苦しみを見て、ダース・ヴェイダーは皇帝を抱え上げると、プラットフォームから皇帝を遥か下へと突き落とします。

自らの電撃に打たれ、断末魔の声を上げながら落ちていく皇帝。



思えば、アナキンがダーク・サイドへと堕ちたのは、妻の命を救いたい、生まれ来る子供を守りたいという思いが最後のひと押しでした。

アナキンの「家族」というものへの執着は相当に強かったわけだし、だからこそヴェイダーは「帝国の逆襲」において、ルークに父であることを告白し、共に進もうと誘ったわけだし、ルークを殺しきれなかったわけです。


その家族というものへの強い「想い」が、アナキンをダーク・サイドへと堕としめ、そしてまた

救い出した。



人間ってのは、「想い」次第ですなあ。




皇帝死すの報に沸き返る銀河。

ここに帝国は滅び、銀河に再び平和が訪れたのです。


大団円。





映画『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』 1980

2015-12-26 07:34:45 | スター・ウォーズ









前作とは一転して、全編重苦しい雰囲気に包まれた映画です。

帝国軍の反転攻勢により、反乱軍は敗走を続けます。氷の惑星ホスの基地も、帝国軍に発見され攻撃されます。

帝国軍の地上戦闘用装甲兵器、「AT-ATウォーカー」と反乱軍の戦闘機「スノー・スピーダー」とのバトル・シーンはなかなかの迫力。このシーンはCGによる差し替えはあまりないようです。合成のラインがはっきり見えているところもあるし、AT-ATウォーカーはストップモーション・アニメ特有のカクカクした動き。

ストップ・モーション・アニメというのは、人形を一コマづつ動かしながら撮影していく技法で、特撮技術としてはたいへん古い技術です。でも着ぐるみと同様、使い方次第ではまだまだ効果的な技法です。

こういう画はできるだけ残しておいてほしいですねえ。ヘタにCGなどと差し替えないでいただきたいものです。



AT-ATウォーカー




ドラマ部分もなかなか充実しています。ハン・ソロ(ハリソン・フォード)とレイア姫(キャリー・フィッシャー)はお互い惹かれあっているのに、会えば喧嘩ばかり、これが逃亡の過程でお高いの気持ちを確かめ合っていく。

最後にハンは帝国に捕まってしまうのですが、そのときのセリフ

レイア「I Love You!(愛してるわ!)」

ハン「I Know(知ってる)」


これ名ゼリフですよねえ、このシーン大好きなんです。



スターデストロイヤー、タイ・ファイター vs ミレニアム・ファルコン






一方ルークは、オビ=ワン(アレック・ギネス)の声に導かれ、沼の惑星ダゴバに住むジェダイ・マスター、ヨーダのもとで、ジェダイの修行に励みます。


修行の途上で、ルークは己の中にあるダークサイドに遭遇します。

そこでルークはダース・ヴェイダーと戦い、その首を斬り落としますが、その首はルーク本人の首でした。

それが、ルークの中にあるもの…。



ヨーダ



修行中のルーク





さて、ダース・ヴェイダーはフォースを使い始めたルークを、ダークサイドに引き入れ、仲間にしようと画策、ハンとレイアを捕らえ、ルークを雲の都市べスピンにおびき寄せます。

ルークとヴェイダーの一騎打ち!ルークは善戦しますが、やはりヴェイダーの方が剣の腕は上。ルークは徐々に追い込まれ、ついには片腕を斬り落とされ絶体絶命!


ヴェイダー「お前の父親がどうなったか知っているか」

ルーク「お前が殺したんだ!」

ヴェイダー「NO.I Am Your Father」

ルーク「No! Not True! That's Impossible! No!!!」



衝撃の事実。さらにヴェイダーは畳みかけます。親子手を合わせて皇帝を倒し、銀河を支配しよう、と。

銀河に秩序を齎すのだ。それがお前の運命だルーク、と語りかけるヴェイダー。このセリフからもわかるように、アナキンがダークサイドに堕ちた理由はやはり、力への強い憧憬、執着であったわけです。


力をもって銀河を支配し、秩序を齎す。

その秩序って、誰のための秩序なんだ?



ルークは命からがらその場を逃れ、ルークを「感じ」て助けに来たレイアによって救いだされます。しかしハンはカーボン冷却によって固められ、連れ去れたままでした。


次回、「ジェダイの帰還」へ続く。となるわけです。





初期三部作の中ではもっともドラマ部分が充実しており、フォースのダークサイドも出てきて、非常に中身が深い。三部作の真ん中の作品として、最終話に繋げていく重要な役割を見事に果たしているといえます。

さあ、最終話はどんな展開になるんだろう、とワクワクさせて終わる。この混沌をどう解決するんだろう?と期待させた。


さあて、その期待感に答えられるだけのものが、次作「ジェダイの帰還」にあったか、というと

それはまた、別の話。



ジョージ・ルーカスは今回からプロデューサーに回り、監督はアービン・カーシュナーが務めています。これがうまくいったのかもしれませんね。正直ジョージは、人間ドラマを描くのが下手ですからね(笑)



スター・ウォーズ・サーガに深みを与えた重要作!良いです。




RAINBOW [Do You Close Your Eyes] 1976

2015-12-25 07:16:19 | 今日のメタル










画像は1977年のミュンヘンライヴ。

リッチー・ブラックモアのテッパンといえばこれ、ギター・クラッシュ!

最初に「ギター壊し」を始めたのはたぶん、1974年、DEEP PURPLE時代のカリフォルニア・ジャム・ライヴだと思う。

TV中継のスタッフの行動が気に入らず、ライヴ中にカメラにギターを突き刺し、アンプにガソリンをかけて火をつけたら、これが大爆発!幸い大事には至らなかったものの、多額の賠償金を払わされたらしい……当然ですね。

しかしこれが大評判となり、レインボー結成以降、このギター壊しを度々披露するようになります。気分が乗らないときはやらなかったそうですが、日本のライヴの際にはほぼ必ず披露していたとか。

よほど日本が好きなんですねえ。


このころになると、ちゃんと破壊用のギターを予め用意してあるのが、なんともご愛敬。



ヴォーカルのロニーが一旦奥に引っ込んでから、あわてて出てきたでしょ?実は打ち合わせの段階では、ロニーは1番、2番だけを歌って、そのあとギター壊しという流れだったのに、本番になって突然リッチーが3番を演奏し始めた。リッチーがバンドのメンバーに「続けろ続けろ」と合図をしているのがはっきり映ってます。で、ロニーはあわててタバコを手にしたまま出てきたという次第。

ホント、リッチーってイジワル(笑)




激しいクラッシュ音が響き渡った後に流れる、ジュディ・ガーランドの「Over The Rainbow」。

激しさのあとの静けさ。

まるで、「魂振」と「鎮魂」ですねえ。

メリークリスマス

2015-12-24 06:41:56 | ももクロ










今年の「ももいろクリスマス」通称「ももクリ」は、12月23日、24日、25日の3日間に渉り、軽井沢のスキー場「スノー・パーク」にて開催されます。

昨日、23日のライヴでは、アンコールのラスト「走れ!」の暗転時、メンバーが雪の結晶形のペンライトを振り始めたジャストのタイミングで雪が降ってくるという、またしても「神がかり」なことが起こったとか。

あまり安易に「神がかり」なんて言葉を使うものではないとは思いますが、この子たちの場合、そう思わらずを得ない局面が有り過ぎだ。



この子たちはやはり、なにか「持ってる」。


あえて言わせていただこう。

ももクロは、神がかっている、と。



有安さんは感激のあまり涙ぐみ、そしてまたしても夏菜子の名言が


「わたしたち持ってますね!でもわたしたちだけじゃなくて、ここにいる皆さんが雪を降らせたんだと思います」

ももクロとモノノフと、皆で降らせた雪か。


ももクロとはなんと



美しい……。

映画『スター・ウォーズ 』 1977

2015-12-23 05:48:45 | スター・ウォーズ










スクリーンの上方から、戦艦スターデストロイヤーの巨大な威容が姿を現した時の感激。当時最新のシステムだったコンピューター制御によるカメラ、「モーション・コンロール・カメラ」による映像は、特撮の新たな時代の到来を確信させたものでした。



あれからおよそ40年、そのモーション・コントロール・カメラも、今や過去の遺物。CG全盛の時代にあっては、もはや使われる機会もないでしょう。



この作品は77年公開ですが、現在巷に出回っているヴァージョンは2000年代以降にCGによって特撮シーン等が多く差し替えられており、77年当時のままの映像を観ることはほぼ不可能です。こういうの、個人的には好きじゃありません。しかしながらシリーズ全体のことを考えた時に、ある程度特撮のクオリティを統一させるのは、致し方のないことなのかもしれない。

こうなれば益々この作品は、ただの「エピソード4」の位置に追いやられていくことでしょう。でも私は忘れないよ。


この作品こそ、スター・ウォーズの記念すべき第1作であるのだということを、

私は忘れない。




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物語は銀河帝国の新兵器「デス・スター」の設計図を巡る、追いつ追われつの冒険活劇。

銀河の辺境、砂漠の惑星タトゥイーンに住む青年、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)は、ひょんなことからこの設計図を隠し持つドロイドを入手したことから、帝国と反乱軍との戦いに巻き込まれていく。

砂漠の奥に住む老ジェダイ、オビ=ワン・ケノービ(アレック・ギネス)から、ルークの父もまたジェダイであったことを知るルーク。

ルークは、オビ=ワンやドロイドのC-3PO、R2-D2。密輸業者のハン・ソロ(ハリソン・フォード)その相棒のチューバッカらとともに、帝国に捕らえられていたレイア姫(キャリー・フィッシャー)を救出、ルークは反乱軍とともに、戦闘機パイロットとしてデス・スター攻撃に挑んでいく。



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非常に分かりやすい冒険活劇です。物語としてよく纏まっており、当時リアルタイムでこの作品を観た私は、これがシリーズ化を狙っている作品だとは気が付きませんでしたからね(笑)。これ1本で終わりだと思い込んでおりました。それだけ1つの物語として纏まっていたんです。

成程よく見てみると、反乱軍は帝国を倒したわけじゃない、デス・スターを破壊しただけだし、ダース・ヴェイダーは死んでないし、続編の要素は多数残されていたわけです。

当時中坊だった私には、そこら辺のことがまったくわかってなかった。

お恥ずかしい話です……(笑)




セリフなどをよく見ておりますと、この時点ですでに、後のエピソード1から3までの設定が出来上がっていたことがわかります。ただこの時点では、シリーズ化など夢のまた夢でしたでしょう。

だからこそ、1本の映画として見ごたえのある作品に仕上げた。

シリーズ化が夢と消えたとしても、1本の映画として、中途半端な作品にはしたくなかったのでしょう。

何かこの作品を観ておりますと、そうした当時の裏事情が見えてくる気がして、「夢が叶ってよかったね、ジョージ」と声を掛けたくなるんですよね。

アホだねあたしゃ……(笑)



好きなシーンもたくさんあります。冒頭、レイア姫を乗せたオルデラーンの船が、帝国の戦艦に拿捕されるシーン。オルデラーンの兵士が不安そうに上を見上げた後、正面の扉へ向けてゆっくりと銃を向ける。戦いに向かう兵士の心情が見えたような気がして、すごく好きなシーンです。

それと、ルークが先の見えない自分の将来を憂いながら、夕日を見つめるシーンも良いです。




どうにも話がまとまりませんね(笑)この作品には思い入れが強すぎて、何を書いていいのかわからなくなる。


でも、これだけはいえる。

私はこの作品が大好きだ。










アレック・ギネスもピーター・カッシングも出てくれてありがとう。

あっ、ピーター・カッシングはモフ・ターキン提督を演じてた方ね。ダース・ヴェイダーじゃないですよ(笑)

ダース・ヴェイダーとオビ=ワンの殺陣を見る度、これを三船敏郎さんにやって欲しかったんだろうね、と思う今日この頃。なるほど、分かる気がするなあ。


すいません、最後まで纏まりません……(笑)

ダーク・サイド ~アナキン・スカイウォーカーはいかにしてダーク・サイドに堕ちたか~

2015-12-22 09:22:48 | スター・ウォーズ









ダーク・サイドはフォースと表裏一体であり、別々にすることはできません。



フォースあるところ必ずダーク・サイドあり。フォースは全宇宙の神羅万象すべてに宿るといいます。ならば、全宇宙の神羅万象すべてに、ダーク・サイドもまた宿る。

フォースの強いところには、ダーク・サイドもまた強く現れる。そういう意味では、ダーク・サイドとの戦いは、この宇宙が続く限り終わることはないのかもしれない。








ジェダイの騎士はフォースを駆使し、銀河の秩序と人々の生活の安寧を守るために戦う。決して自分の利益のためだけに戦ってはならない。




怒りと憎しみを持って戦ってはいけないと、よくいいますね。


ジェダイの戦いはあくまで公の秩序と人々の生活平和を守ること。それが戦う目的。


しかし、そこに怒りと憎しみが入ると、戦う目的は変わってしまいます。

相手を倒すこと。それ自体が、戦う目的にすり替わってしまうんですね。





ジェダイ・マスター、オビ=ワン・ケノービの弟子、アナキン・スカイウォーカーは正義感が強く、強いためフォースの力を持っていましたが、直情径行で我の強いところがあって、師匠オビ=ワンのいうことを聞かないことも度々でした。


砂漠の惑星タトゥイーンに残してきた最愛の母が、砂漠の盗賊タスケン・レイダースに攫われたことを知ったアナキンは、母を救出すべくタスケン・レイダースの村に潜入しますが、一足遅く、母はアナキンの腕の中で息を引き取ります。

怒りと悲しみで常軌を逸してしまったアナキンは、村人全員を虐殺してしまう。

もとより、私怨を持って相手を殺すなど、ジェダイには許されぬこと。

アナキンは罪悪感に苛まれますが、一方でアナキンは、というよりアナキンの自我は知ってしまったのです。

力を行使することの快楽を。


力を行使し、相手をひれ伏させ、叩きのめす。自我というものの性質からいって、これほど甘美な悦楽はありませんでしょう。味をしめた自我は、「もっと!もっと!」と要求します。


さらにはその自我の行動を正当化し、アナキンに甘言をささやく者が現れます。

銀河共和国評議会最高議長パルパティーン。しかしてその正体は、ダーク・サイドを操るシスの暗黒卿、ダース・シディアス。

「お前は正義を行ったのだ。お前は正しい!そして強い!お前ならば宇宙を変えられるかもしれん。私がお前を守ってやろう。だからやれ!もっとやれ!」


自己を正当化させ、虚栄心をくすぐる。これもまた、自我の大好物でしょう。アナキンを篭絡するなど、ダース・シディアスにとっては赤子の手を捻るよりも容易かったはず。かくしてアナキンは、坂を転げ落ちるように、ダーク・サイドへと堕ちていったのです。



詳しいところは直接作品を観ていただくのがよいでしょう。惜しむらくはアナキンが、己の自我を律する術をもう少し真面目に学んでいたなら、ダーク・サイドに堕ちることを防げたかもしれない。



結局アナキンは、己の自我に負けたのです。









ダーク・サイドはすべての人の中に備わっているもの。

ほら、あなたのすぐ横で、大きな口を開けてあなたを飲み込むスキを伺っていますよ。


あなたは大丈夫ですか?

どうか、飲み込まれませんように。







骨休め

2015-12-20 22:17:10 | 日記




2日ほど記事をお休みいたします。

師走のせいか、少々気忙しくもあり、記事のUPに割く時間が足りない!

こういうときは、骨休めに限る。


というわけで、「骨」つながりでコチラ。







必殺仕置人「念仏の鉄」(山崎努)



分かるかな~(笑)