休日出勤の代休ですが、翌日は仕事なので、早上がりするつもりで、筏釣りに向かいました。
奥さんがイカ、イカ、とうるさいので、餌木を数投したのですが、反応がないので切り上げ、
いつも通りダンゴを3個打って、仕掛けの準備をして、筏釣りの開始です。
次男はアジを食べたいと言ってましたが、アジが回ってきてくれるでしょうか。
寒さが厳しくなってきたせいか、海の状況は厳しいです。
オキアミは齧られたり残ってきたり、サナギとコーンは全く反応がありません。
時々、穂先を小さく揺らすアタリばかりで、刻々と時間が過ぎていきます。
お昼は久しぶりにカップ飯を作りました。
香辛料が効いたウマ・メシが体を温めてくれます。
昼食後も、黙々とダンゴを打ち返しますが、海の状況は分かりません。
魚の気配を感じられないまま、時間だけが過ぎて行きます。
こういう時は、心が折れたら終わりです。
ひたすらチヌが寄ることを信じて、丁寧にダンゴを握って打ち続けました。
納竿時間まで、あと30分というところで、久しぶりに穂先にアタリが出ました。
でも、抑え込むようなアタリには至らず、穂先に反応が無くなったので、餌を取られたかと竿を上げると、何かが掛かっていました。
居食いです。
なんだなんだと、もしかしたらチヌかと、期待しながらリールを巻いていくと、
姿を現したのは32センチのヘダイでした。
本命ではありませんが、今日、やっと魚の引きを味わえたし、お土産になるので良しとしましょう。
納竿時間まで少ししかないので、スカリは出さず、ヘダイを締めて水の張ったバケツで血抜きをして、釣りを続けることにしました。
ヘダイが釣れたから魚の活性が上がったかな、と思ったのですが、状況は変わりません。
いつもはエサをひったくるようなアタリを出すヘダイが居食いをしていたのですから、よっぽど活性が低いようです。
納竿時間まで、あと15分ほど、あと2投か3投できるかなと仕掛けを回収すると、また何かが掛かっています。
また居食いです。
今度は先ほどより引きが強いです。
もしかしたらチヌかと期待しながらリールを巻いていくと、
36センチのチヌでした。
イカとアジは釣れませんでしたが、納竿間際にヘダイとチヌを釣り上げ、気持ちよく竿を納めることができました。
最後まで諦めず、丁寧に釣り続けた結果が出ました。