新幹線を名古屋でこだまに乗り継ぎ、新富士駅に到着しました。
今日は富士山口から出てみました。
残念ながら、富士山は雲に隠れて見えません。
富士山が見えないのは残念ですが、日差しが柔らかになって走りやすいだろうと気持ちを切り替えて、日本一周の旅に出発です。
国道1号線に入って、西を目指します。
今日も太平洋岸自転車道の標識を頼りに走る予定です。
太平洋岸自転車道の標識に従って国道をそれて、堤防の上の道に入ってみと、真横に太平洋を見ることができました。
でも、堤防沿いの道が行き止まり、
太平洋岸自転車道に戻って走っていくと、東海道廣重美術館がありました。
浮世絵が展示されていて、昔の東海道の様子を伺えました。
国道1号線は自動車道になっていて、自転車で走行することができません。
左は高速道路?右は国道一号線のバイパスで、間の歩道を走って西に向かいます。
清水港まで走ってきました。
清水の次郎長の生まれ故郷ですね。
大きな市場があったので入ってみると、食堂がありました。
ちょうどお昼時だったので、ポキ丼セットを戴きました。
ごま油の効いたマグロの漬けが美味です。
少し走ると、ちびまる子ちゃんランドがありました。
ファンシーな雰囲気で、還暦前のおじさんが一人で入るには勇気がいります。
作者のさくらももこ先生と同世代なので、勇気を出して入ってみることにしました。
チケットを買って足を踏み入れると、まるこちゃんが迎えてくれました。
ちびまる子は単行本の巻末に載っていた「ほのぼの劇場」が好きでしたね。
国道150号線からそれて、東海大海洋科学博物館のある岬を回りました。
海の博物館は予約制なので入れません。
自転車は時間が読みづらいので、予約を取りにくいのですよね。
岬を回って三保の松原まで走ると、羽衣伝説の松がありました。
この松は3代目だそうです。
海岸に出て、廣重美術館で見た浮世絵みたいな写真が取れないかと挑戦してみました。
とった写真はこれ、
富士山は見えないし、廣重はどこからあの浮世絵を書いたのでしょうか?
三保の松原の入り口の茶店で安倍川餅を戴きました。
自転車で疲れた体に甘さが染みわたります。
国道から、徳川家康が葬られた久能山が見えました。
昔、家族旅行で訪れたところです。
海沿いの道を走ろうと、県道416号線に入りました。
県道416号線は海の上に突き出ていて、海沿いマイナス100mです。
県道416号線はここからきつい上りで、ロードバイクとオートバイが抜かしていきます。
峠を越えてコンビニで休憩していると、ホンダDAXがとまっていました。
コンビニから出てきた持ち主とお話すると、去年の10月に注文して、ようやく手に入ったそうです。
僕は去年の夏前に予約しているのに、まだ手に入りません。
羨ましいなあ。
ぎゃあぎゃあと鳥の声がするので辺りを見回してみると、木に大きな白い鳥がいっぱい止まっていました。
繁殖しているのでしょうか?
大井川に差し掛かりました。
廣重の時代は橋が無くて、川渡しを雇わなくてはいけなかったようです。
端から川を見ると、前日の雨で増水しています。
江戸時代だったら足止めを食らっていたかも。
無事に大井川を渡って、吉田町のホテルに宿泊しました。
130日目
走行距離 87.36km(GPS計測)
総走行距離 12,503.3km
出発時間 08:28 (新富士駅)
到着時間 16:33 (吉田)
走行時間 7時間05分
平均速度 12.3km/h