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Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

釣り-玉網の手編み

2018年12月19日 | チヌ(黒鯛)

先日作った網針で、コツコツと糸を編んで、
10日で玉網の網が編みあがりました。


使った糸はPEラインの30号です。

クレモナ糸の方が安上がりなのですが、
クレモナ糸は水を吸うので、魚の臭いを吸い込んでしまいます。
ボラをすくった日には、臭くてたまらなくなってしまいます。

ということで水を吸わないPEラインを使用しています。

今回の網編みの計画です。


15mmの目板を使うので、網目は15mm。

僕の持っているオーバル型玉網枠の全周は、1,020mmなので、70目としました。

なので、底面は20目と15目で編み上げます。
底面に必要な糸の長さは9m。

深さは50センチ欲しいので、側面は30段必要です。

側面一周あたりに必要な糸の長さは、2.1mです。

全部編み上げるのに、必要な糸は72mとなります。

編針に必要な長さの糸を巻いて、最初に底面から編み始めました。

横に20目編んで、下に15目編んでいきます。
詳しい編み方は、「網編み」で検索していただいたら良いと思います。

15目編んだらひっくり返して、また15目編みます。

底面が編みあがりました。

PEラインは1色10mです。
底面は9mの糸で編みあがるはずが、3色、30メートル近く使っています?

20目×15目編もうとすると、結び目は20×15=300ではなくて、倍の600でした。

ここまで編んだらどうしようもないので、
そのまま側面を編み続けることにしました。

側面も思ったより糸を使います。
数えてみると、1mの糸で22目しか編めません。
1目あたり、約4.5cmの糸を使っています。

結局、70mの糸で、側面は11段しか編めませんでした。

最上段とその下の段は網目20mmで二重で編む予定です。

最上段は減らし目にするので、少し余裕を持って15mの糸を残し、
残りの糸で側面を編めるだけ編んでいくと、15段まで編むことができました。

最終結果がこの表です。


完成した網です。

深さは実測で約45cmです。

PEライン30号の張力はなんと100kg!
70目で編んでいるので、重さ7t(トン)のチヌ(黒鯛)をすくうことができます!


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