ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

独りでできる事、できそうでできないこと、根性論ではない

2015-04-24 07:44:51 | をかしら屋
昨夜は団体客の宴会が入り、ほぼ2カ月ぶりのいい売上高。
宴会が入る日は不思議と他のお客様も入り混み合うし、ランチも良かったりする。
そういう日なのだ。
今年は桜の開花が早くもう散り際であるが、思えば例年は桜満開、花見の絶頂期で、ここ盛岡では歓迎会とあわせてお花見をする事も多く、昨日もそうだったようである。

昨夜は手伝いの相方が遅くまでつきあってくれたので、なんとか後片付けも終わった。
といっても小さいホルモン屋ながら、満卓、25名様の団体を含め40席弱の全てが埋まったあとは二人ではなかなか時間がかかる。
相方に感謝である。
  (なぜ今日に限って「感謝」が多めに出るかといえば、そう、何回目かの結婚記念日であるのだ。)



一昨日の夜はロンリー店主で、接客をしながら臓物の赤物の処理をしていたら、いつの間にか24時を過ぎ、お客様は帰り、残っているのはカウンターを含め5組の残骸である。

こうなると老齢のロンリー店主は、ただただ呆然とするばかりである。
とりあえず玄関の鍵を閉め、トイレで黙考し、重い腰をあげて一卓ずつ片づけるとする。
グラスはグラス、食器は食器と項目別に片づけていけばいいのだが、それは複数人がいるときの効率的作業法。
独りのときは多少手間でも一卓ずつ片づけていく方が達成感があり精神的によろしい。

よろしいのはよろしいのだが、5卓となるとやはり途中でめげる。

あぁ、こういう時は女性の素晴らしさをすっかりと思い起こすのだ。
男なら、なかでも怠け者類のワタシのような男なら、こういう作業はため息が出て飽きてしまうのだが、(あの相方も含め)女性は偉い。
やらなければいけない到達点に向かい、躊躇せず動き回るのだ。
分かりきった事にいちいちギクシャクしながら進むワタシという怠け者と、一点に向かいわき目を振らず立ち向かう女たちの、この大きな違いよ。

などとぶつぶつ言いながら、根性なしは最後の最後の「テーブルふき」を放り出して帰途についた。
それでも初めてから一時間ばかし経っている。

ロンリーはいかん、ロンリーはいかん。

そうですよ、やはり女性を一人入れなくちゃと言った、土曜日の常連T氏の言葉がよぎった。
後片付けだけじゃない、接客にしても「柔らかい」女性の対応を、常連さんも待っているのだ。



と言う事で、ただいま従業員募集中。

基本は夜の部、週数日。
フロアの接客と、麺・ご飯などの副調理ができる方。
学生も可ですが、学業を怠らず、決められた日にきっちり来てくれるのが条件です。
高給ではありませんが、多少の融通が利くのが小さい店の良いところ。
大手チェーン店ではシフトも思うように行かないって方にはいいと思います。

同時に昼の仕込み作業のできる方。
及び、催事の手伝い(学生歓迎)をしてくれる方を募集しています。

お問いあわせはお気軽に。
大通店 019-651-7111
担当(佐藤) 090-4881-7694 まで。

よろしくお願いします。