ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

仮題)誕生日の朝

2015-03-03 08:57:44 | 自然、読書、仕事、そして生きている
誕生日の朝、
悪い事一つ、
事務所で愛用していた、たぶん一番愛していた九谷の皿を割る。
不注意。

めげず、容量が少なくなり火力の弱いカセットガスコンロで、一週間前に買い求めた戸田久焼きそば3食(118円)を作る。
朝焼きそばというけど、夜は手間のかかるものは作りたくない(気力がない)し、買い置きのもやしの賞味期限は一昨日にすぎていたから。
しかるに、火力の弱さはどうにもならず、べちゃべちゃのぬるい焼きそばできる。
これ以上はどうしようもないと食す。
卵二個とマヨラーで、それでも今日はうまいではないか。
 (昨日は調子悪く、朝、玉子焼き少々、昼、リンゴ一個だった事を思えば、贅沢の範疇に入っても良し)

いい事?
発見一つ。
事務所のトイレは水洗でじゃないので辛いし、冬は便座が冷たく悲しいのだが、
ふと横にコンセントがあるのに気づき、それになにやら昔めいたものがさしてある。
あぁ、便座を温める器具だ。

確かめる。
なるほど温かくなる。

でも、シーズンも終わりだし、この最近染みついたケチは電源入れっぱなしは出来ぬだろう。
まぁ、どうしても辛いときにという慰みか。

そんな、朝。

天気予報は晴れから雪へ。
事務所の東側は団地が造成されている小高い丘で、朝日は遅い。
その遅い分だけ輝いて、いま、机の左側からカーテン越しに届く。

ピューと、少なくなったガスで頑張ったカセットガスコンロから、烏龍茶が沸いたよとお知らせ。

そんな、朝。

いつまで続くか。
幸せも小振りな朝。

続かぬよりは良し。