ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

喰うということ

2009-05-24 00:38:41 | 第1紀 生きる
少し左ひざが快方に向かっている「気」がする。

昼下がりの散歩を再開する。

まだやはり足を引きずっているのが気になる。
知っている人が見れば、「やっぱりあいつ、不摂生のしすぎであたったか」とか、「尿酸値が高いのにビール飲んで揚げ物喰ってりゃ痛風にもなるわな」なんて言うのかもしれないと思い、できるだけ左右の歩調を合わせるように努力するのだが、まあしょうがない。

そのまだ少し痛みが残る足で、やはり昼下がりは他店舗視察だよなと、ウチの店も加入しているテレビ岩手の「岩手グルメサイト グルぐる」のアクセスランキング上位にある中華料理店に入る。

・・・・不安は的中した。
アクセスランキングとかなり偏った食生活をおくっているワタシの好みとは、「時々」違うのは道理である。

いわゆる「外した」わけであります。

まあ、全くワタシ的嗜好に合わなかっただけの話ですが、ラーメン・チャーハンセットに最近の研究テーマである餃子を合わせて、1100円なりがなんかいとおしく思ってしまいました。

え~い、「こら~麺」の方が断然うまいわいとか、松園店の餃子は最強だなとか、誰にも聞かせない自分の頭だけの自慢話をしながらも、ふつふつと後悔が沸いてくる。

あと、人生でおよそ三万食しか喰えない食事の大事な一回を失敗するとは・・、タハハハハである。

同じような思いをしているのは常連さんも同じらしく、最近はすっかり安くなったゴルフのランチ、「1200円もしたのに、前と全然違っておいしくないの。原価を下げたのかな?あそこの倶楽部のはオイシイみたいだけど」と嘆いている。
悔しいのだというから、全くワタシと同じである。

いや、おいしい、おいしくないは、個人の趣向が基である。
ワタシの店の味がいいと思うのは、ワタシが作った味だから当然だとして、おそらく来店された方の何割かの方は全く口に合わず、同じような不満を言っているのだということは承知している。

だからこそ・・、だからこそ、自分に会う新しい店に出会うと嬉しいし、おっかなびっくり入った評判店のソレがお口に合わないと落胆するのである。

多くの人が、知人やテレビや雑誌やネットなどの情報を駆使して、食べ物屋を探すわけなんですな。

そしてワタシも毎日、食べ物ブログをあさっている訳です。

その中で、最近はまっているのが「生まれる前から不眠症・・・・・・」。

関西の方なんだけど、まあ「壮絶」というか「驚愕」というか、いや~この世には食べることにこんなに集中している人がいるんだと感心してしまいます。

まあ、お暇な方は見てください。
たぶん・・、はまります。