まるぞう備忘録

無題のドキュメント

【台風19号】最悪想定=大難。

2019-10-18 08:34:34 | 防災情報。

防災カレンダー
18日。観音日。中潮。




被害は想定の1%以下。

 昨日2019年10月18日の文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」というラジオ番組で、コメンテーターの藤井聡氏が興味深いことをお話しておりました。
 藤井氏は内閣官房国土強靱化推進室のメンバー。恨み節論調の傾向があるので勿体ないなあと思っておりますが。
「今回の台風19号。大きな被害は出たけれど、自分が想定していた被害は今の100倍以上。今回の被害は想定していたコンマ数パーセントで収まった。」
 これは私も同意であります。



100から観るか、0から見るか。

 人には2つのタイプがあるようです。

タイプA:本来は100の被害であったところが1の被害で済んだ。と観る人。

タイプB:平常平和の0の生活に比べて1の被害が起きたと。見る人。

 陰陽仮説の視点では、タイプAの人はプラスの因子を蓄積しやすいと言えます。
 誰しも「自分は幸運になりたい」と願うことでしょう。その幸運とは「潜在的に蓄積しているプラスの因子」のことであります。

 事前に最悪を想定できた人は脳内では被害が100で覚悟したあとなので、1に済んだ結果に対しては驚くことでしょう。やはり最悪想定は大切です。



失ったものがプラスの潜在因子として将来に繋がるとき。

 今回はカテゴリー6相当の巨大台風であったので、被害が想定の1%であってもその被害は甚大でした。
 しかし被害に遭われた方。陰陽仮説の視点では、本来なら失った分、潜在因子のプラスの貯金になります。それは「仕方ない」と腹を括った時におこります。

 しかし「恨みつらみ」はせっかくの幸運の因子になるタネを焼いてしまいます。勿体ない。

 日本の国土は古来より自然災害が多い。その中で私達のご先祖様たちは、
・自然を畏れ感謝しかつ災害に備える。
・それでも起きた災害は仕方ない。
そのように水に流す風土をこの日本列島の上で育んできました。そしてそれが日本の強運の土台であります。

 自然災害の少ない地域は、相対的に人災が多い。何か災厄が起きた場合は、必ず誰かのせいにしやすい。
・自分はいつも被害者だ。
・これはきっと人せいだ。
・私はずっと他人を恨む。
そういう「恨(ハン)」の文化の地域もあることでしょう。
彼らは勿体ない。せっかくの自分のプラスの因子を焼き続ける社会。
「恨みつらみ」の人はお気の毒です。



日本人であることの誇り。

 今回の台風19号。被害に遭われた方を忘れてはいけないし、今度更に強力な自然災害を想定して備えることも怠っては行けない。
 しかしその上で、大難が小難になったこと。被害は最悪想定のコンマ数パーセントで収まってくれたことに感謝すること。
 私達日本人とは本来そのように、失ったものは手放してそして子孫のための幸運の因子として蓄積してきた人たちであります。

備え荒れば患いなし。
それでも起きた災厄は仕方ない。
大難が小難になったと感謝。

 いかにも日本人的な物事の見方です。素晴らしいです。日本に生まれて良かった。



■首相官邸へのご意見
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
■安倍首相のFacebook
https://www.facebook.com/abeshinzo
(Facebookの仕組み上、コメント投稿時は投稿者の名前も公開されます)
■自民党への安倍首相応援コメント
https://ssl.jimin.jp/m/contacts?_ga=2.247766276.2038314964.1501028960-2110744341.1501028960




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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地球は今、温暖化だ、いや寒冷化だ、と両方聞いたことがありました。
頭の悪い私は、その原理や理屈もわからず。
どっちなんだろう??と思ってきました。
映画の見すぎかもしれないけど、温暖化のような、寒冷化のような?


→ どちらにも転ぶ可能性のある端境期だと思います。地球は生きている。

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私が一番違和感を感じるのは
東京の人数が多いが故に、東京の人が本気で備えて、本気で腹をくくれば、東京は無難になるということにおいて
東北の人が同じ条件であっても、同じ効果にならない
ということについて
東京の人は本当に思いを寄せているのか?
ということです。


→ 東京の人の思いが東京(だけ)を助けたということではありません。

「これでもダメなら仕方ないと人が腹を括った時、起こる強運は人智を超える。あとから幸運だったとわかる形で起きる。」
と述べました。

それは人類全体の共通意識=真我と関係があります。
真我には自分と他者の区別はありません。
腹を括った時に起きる強運はその人を助けますが、マクロな見方では人類全体を助ける方向に動きます。

人智を超えると書いた意味の一つは「自分と他人」という境界はないということです。東京人だけ助けて他の地域は知らんというのは真我ではない自我の視点です。

100の災害が1に抑えられた。しかしなぜ1の災害が起きたのか。もう台風から数日たったので書いても良いかもしれません。

ケース1:引き受けた土地柄
母親が子供を助けるように誰かが被害を受けるなら自分が。という土地柄はあると思います。

ケース2;最悪想定をしていない油断していたところ
残念ながら災害が押し寄せてきたときには、一番弱いところが突破されます。その弱いところとは、人々が油断しているところです。
真我は「小さな警告」という形で事前に「油断しないでね」と伝えますが、それが叶わない場合、やはりその油断の箇所は被害が大きくなります。

ケース3:被害に見えて本当はそうでないケース
将来の大きな災難を避けるために、わざと被害が出るケースがあります。人智を超えた真我のスーパーコンピューター。
あとになって「あの被害があったから」のちに100倍の被害が抑えられたとわかる。そういうケースです。
塞翁が馬。

例外ケース:それでも災害に遭う人はいる。
陰陽の仮説では失ったものは潜在的にプラスの因子になります。ただしそれは「仕方ない」と腹を括った場合。
もし「他人のせい」「恨みつらみ」になってしまうと、せっかくのプラスの因子のタネを、自ら焼くこととなります。


たま♪さんが勘違いされているのは、東京の人の思いが東京を助けたのではないです。

台風19号の脅威に対して
・最悪を想定して
・自分の出来る精一杯の備えをして
・それでもダメなら仕方ないと腹を括った
日本人が大勢いたので、日本の被害を最小にするように、現実に干渉させることが出来た。です。

東京圏はとくに高密度に1000万人の人が想念が存在する稀有な場所。その地域に巨大台風が直撃するシチュエーションで、膨大な人が
・想定
・備え
・腹括り
を行なった場合、それがどう強運の干渉となるのか。私は非常に興味深く観ていました。もちろんこれでダメなら仕方ないと100倍の災害を受け入れる覚悟で。


このブログで何度か書いておりますが、人は強く願うほどそれを遠ざけることとなります。願いが叶うケースがあるなら、
・想定して
・備えて
・これでダメなら仕方ないと腹を括る
この時に、人智を超えた形で強運が吹く。自分だけでなく周囲を含めて全体を助ける形で。ただし上記4つのケースはありますよ。

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ネットニュースで秋篠宮家が批判されていて、胸が痛みます。うまく言えないけど日本にとって貴重な存在であられると思います。マスコミが次を潰すために必死なのでしょうか。私は秋篠宮家の皆様を応援しています。

→ 私も応援しています。頑張れー。

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今の防災に対する知識なども、過去に誰かが経験してきたからこそ、私達に繋ぎ残していただいたということを忘れてはいけない事のように思います。

→ そのとおり。大きな「小さな警告」であります。

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少しでも被害にあった方達の助けになるにはどうしたらいいのでしょうか?ボランティアに行けないから寄付したいけれど、市町村の口座に直接振り込むのではない限り、きちんと被災地が全額を受け取れるのかはわからないと聞きます。返礼品を受け取らない形でふるさと納税もしようと思います。

→ はい。返礼を受け取らないふるさと納税は確実だと思います。ありがとうございます。

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チュチェ思想
まるぞうさんはチュチェ思想をとう思われますか?


→ 上念氏のコメントは概ね正しいと思います。

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自分で感じ考えてみる。人に納得させてくれではなく。物事をどう捉えたかは自分の責任でありその方の裁量でもありますね。それを人のせいにしていたらいつまでも納得することなんて出来はしません。
何かを腹立たしくおもうことは自分が判断したこと。些細なことで異様にまで怒りを覚えることがあったら、まづ自分の中にどんな遺恨があるのか確認作業してみることは大切。そのような自分と折り合いをつけて自分を納得させることも自分の為になるなぁとおもいました。


→ 素晴らしいです。ありがとうございます。

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政府から迅速な救助要請とさまざまな復興援助が行われています。もしも、首都東京が中枢機能を失い各地への支援が遅延し長期放置され、被災後も多くの人々が次々亡くなっていく状況になるかもしれないと考えると恐ろしくてたまりません。私達地方が、痛みを分け合って東京を死守し、早い復興を遂げることが、未来の日本を守ることになるのかもしれない。

→ 100を1にした。日本全体の被害が最も少なくなる選択肢であったと思います。
ただし1の被害は忘れてはいけない。

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日本を前に進めるために、東北がどれだけの犠牲を払ってきたかということを。
東北の歩んできた「歴史」というものを。
「怨み」はないが「怒り」はある。それが今の私。


→ よろしくお願いいたします。

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当初のコース通り進んで首都を直撃していれば、表面的に想像できる国家としてのリスクだけではなく、まだまだ魂年齢お子ちゃまの、執着激しい“屍塁々”となっていたら、日本の未来に暗い影となっていた可能性だってあったのではないかと考えます。

塞翁が馬というのは、そんな事かな?と思いました。
理不尽さを感じていらっしゃる方の心を、逆撫でする表現になっていたら、ごめんなさい。
また、東京をおとしめる表現と受け止めた方がいらしたなら、ごめんなさい。


→ 同意いたします。ありがとうございます。
下町デルタの浸水で被害に遭うのはマンション住まいの人ではありません。高齢者と小さな子どもたちが重点的に浸水津波の被害になった。と想定されます。

平均的な地方都市が50万人。その5倍の250万人が下町デルタに住んでいる。そして犠牲者3800人という国土交通省。犠牲者の多くは高い建物に避難出来ない弱者。4階以上に避難してって、木造2階だての人はどこに逃げるの?膝まで水来ているのにどうやって移動するの?
台風上陸前の私の心の中の風景でした。そしてこの下町デルタのリスクは今後もまだ存在しています。

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コメント欄を読むと色々な意見があり、そういう考えもあるんだなーと、共感は出来なくても面白いです。
現実の人間関係のシミュレーションにもなりそうです。


→ いろいろな方からご意見を頂けて本当にありがたいです。短いこの世だからの特典ですね。

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質問いたします
すみません、入院中なんですが


→ インターネットである言葉を見つけました。非常に示唆深い内容でしたので、あなたに送ります。ご参考に。

「汝の良心の欲することをなせ」

それがあなたの良心が欲するならやる。良心が欲さないのならやめる。これに尽きます。大切なことです。

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まるぞうさん、添付された記事を読んで納得。余命3年だと勘違いを本当に失礼致しました。
私はてっきりだと思い早とちりし今日はかなり落ち込んでました。本当に良かったー。


→ わかりづらくて申し訳ありません。今後引用箇所がわかりやすいように見直します。

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父は遺産がないおかげで兄弟仲が悪くならずに済んだと言っていました。そんな父は建てた家を一年で手放し脱サラしちゃってずっと家計は火の車でした。狭いアパート暮らしだし。でも家も土地も何も財産がないおかげで身軽です。たまに両親の住む2kのアパートに行きますが友達にも恵まれているし楽しそうに過ごしています。私は正直子供の頃から長い間ものすごく家族を恨んで我が身を焼いていましたが今はうそみたいにその気持ちがないです。そんな自分にホッとします。救われます。

→ 家族仲良く。これが一番の財産であると思います。ありがとうございます。

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私は、ついつい買い物して備蓄してしまいますが、必要最低限の物で暮らすミニマリストにも憧れます。極端な生活は、難しいとは思います。まるぞうさんは、防災とミニマリストについてどう思いますか?

→ 防災備蓄はその行為が災難を発生する因子を少しながらであっても昇華することになる。というのが私の仮説なので、備蓄は大切と思います。

ミニマリストは、心の中の執着が薄くなるに従ってゆっくり行うのが自然だと思います。たまにミニマリストに執着する人がおりますが、それは本末転倒と思います。

しかしこれからは執着が薄くなる日本人は増えていくと思います。身軽で清潔な生活は快適ですね。

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記事とは関係ないのですが、リンゴが詐欺サイトなどを見てしまった時に、テンセンにリンゴ所有者の情報を流してるというニュースがありました。これは、変なサイトを閲覧したさいにそうなんてしまうのでしょうか?、要するに中国に所有者の情報を流していると知って、怖いなあと。

→ 中華人民共和国内のiPhoneユーザの場合です。日本やアメリカなど中国国外の人は普段使いでは関係はありません。

Appleは中国市場を確保するために、中国共産党に、中国iPhoneユーザーの個人情報を渡しているということです。
結局中国国内では、共産党の監視をはずれてスマホを利用することは出来ない。ということです。

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