私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



王政復古時代のロンドンは公開音楽会やアマチュアの音楽愛好が咲き誇った時代であった。先に紹介したディヴィジョン・ヴァイオリンやフルート、様々な舞踊の教則本を兼ねた曲集が続々と出版され、活気に満ちていたその時代を象徴するような作品を集めたCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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ラテン語の典礼音楽の一つである「マグニフィカート」は、カトリック教の国の音楽家によって多く作曲されてきたが、プロテスタント、ルター派の教会に属していたバッハの作曲したものが、おそらく現在最も多く演奏されている作品であろう。もともとクリスマスの祝日に演奏するために作曲されたと思われるこの「マグニフィカート」のCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バッハがアンハルト=ケーテン候の宮廷楽長であった1717年から1723年の間は、教会音楽を提供する義務がなかったので、主として器楽曲を作曲、演奏していたと考えられてきた。しかし声楽曲を作曲する機会が全くなかったわけではなかった。ここで紹介するCDには、数少ないケーテン宮廷のために作曲したカンタータが収録されている。 . . . 本文を読む

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ヘンデルの鍵盤楽器のための作品は、「調子の良い鍛冶屋」の主題による変奏曲や、シャコンヌなどが広く知られている。2つの組曲集のほか、多くの小曲があるが、その多くは生涯の前半に作曲されたものである。それらの作品をイタリアン、フレミッシュ、フレンチの3種のオリジナル・チェンバロで演奏したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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イタリアのバロック時代のリコーダー・ソナタを収めたCDは数多くあるが、その中から、ダン・ラウリンがF. モーガンのリコーダーを演奏しているCDを紹介しよう。コレッリをはじめ、サンマルティーニ、ヴェラチーニ、マルチェッロなどイタリアン・バロック有数の作曲家の作品を楽しむことができる。 . . . 本文を読む

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