私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



トランペットやホルンは、19世紀に入るまでピストンやバルブのない自然音階のみが出る楽器であった。しかし18世紀後半には、演奏出来る音程を増やそうとする様々な試みが成された。しかしそれらの多くは失敗し、稀な例として今日まで作品が残っているのは、おそらくヴィーンのトランペット奏者、ヴァイディンガーが発明したキー付きトランペットぐらいなものであろう。今回はこの楽器のためにハイドンが作曲したトランペット協奏曲のCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バッハは、その修業時代だけではなく、晩年に至るまで、他の作曲家の作品を研究し、それを編曲して演奏していた。それらの中に、ペルゴレージの「スタバート・マーテル」に詩編第51番に基づくドイツ語の歌詞を付けた編曲が存在する。今回はこの作品をオリジナル編成で演奏したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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音楽の歴史をたどると、おびただしい数の楽器が登場し、その多くは短い命を終えて姿を消していった。クルムホルンという木管楽器もその一つである。ルネサンスのドイツとイタリアを中心に広く使われ、バロック時代になると廃れていった。今回はこの短命な楽器による様々な曲を収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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初期ロマン派のピアノ曲の代表と言えるシューベルトの「楽興の時」は、日本でも様々な編曲も含めて、広く親しまれている作品である。この作品を始め、ベートーフェンの「エリーゼのために」も含め、親しみやすい小品を、フォルテピアノで演奏したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バッハのチェンバロ協奏曲は、1台のチェンバロのための7曲と断片1曲、2台のチェンバロのための3曲、さらに2曲の3台のチェンバロのための協奏曲と4台のチェンバロのための協奏曲1曲の合計13曲と断片1曲が存在する。このうち1台のチェンバロのための協奏曲は、1冊の自筆総譜が残っている。今回はこれらの協奏曲を収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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