私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



現在の北ドイツを中心とし、オランダ北部からデンマークを含む地域に、17世紀から18世紀にかけて多くのオルガニストが活発に活動していた。その活動には、アルプ・シュニットガーをはじめとしたオルガン製作者の存在も忘れてはならない。今回は、この地域にある2つのオルガンによる、いわゆる北ドイツオルガン楽派の音楽家達の作品のCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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キリスト教プロテスタントの一派、ルター派の教会の礼拝では、創立当初から音楽を非常に重要視してきた。これは創始者のマルティン・ルターの意志が強く働いた結果で、以来多くの教会音楽家が輩出することになる。今回紹介するCDは、そのようなルター派教会音楽の黎明期の曲を集めたものである。 . . . 本文を読む

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キリストが十字架に架けられ死んだ日は、ユダヤ教の過ぎ越の祭りの日であった。しかし現在は算定方法が異なり、キリスト受難の日と過ぎ越の祭りの日は一致しない。キリスト教では、春分の日の次の満月のあと最初の日曜日が復活祭と決められ、その前の金曜日が受難の日、聖金曜日となる。今年2008年は、春分が3月20日で、その後の満月が3月22日、その後最初の日曜日は3月23日となるので、聖金曜日は3月21日、復活祭は3月23日である。その聖金曜日を来週に控え、今回はバッハの「マタイ受難曲」のCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バロック時代には、無伴奏の旋律楽器のための作品は決してまれではなかった。ヴァイオリンなどの弦楽器、フラウト・トラベルソのための作品などがある。しかしそれらの作品の中で、いや、今日に至るまでのすべての無伴奏の作品の中で最高傑作といって良いのが、ここで紹介するバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータである。これらの曲を、バロック・ヴァイオリン演奏の第1人者、ジギスヴァルト・クイケンが演奏したCDで紹介する。 . . . 本文を読む

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いままでプレトリウスの「テルプシコーレ」やスサートの舞曲集のCDを紹介してきたが、イタリアで出版されたルネサンス舞曲集を今回は紹介する。 . . . 本文を読む

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