私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



クリストファー・ホグウッドは、イギリスを代表するオリジナル楽器によるバロック、初期古典派の作品の演奏者、指揮者である。デーヴィッド・マンロウとの活動に始まり、アカデミー・オヴ・エインシェント・ミュージックを指揮しての多面的活動は、オリジナル楽器演奏が今日の隆盛を極めることに大いに貢献した。今回紹介するCDは、ホグウッドがエマ・カークビートともに演奏した、モーツアルトの宗教声楽作品を収録している。 . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




現在オリジナルあるいはその複製のチェンバロを演奏する奏者は多数存在するが、第二世代の奏者の一人として、ピエール・アンタイがいる。彼はグスタフ・レオンハルトの弟子で、その影響を強く受けた音楽家である。今回はそのアンタイがバッハの若い時期の作品を中心に演奏したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




エリザベス朝のイギリスでは、王侯貴族や市民の間で、楽器演奏が盛んに行われていた。「私的CD評」でもこれまでに、様々な曲のCDを紹介してきたが、今回はトーマス・モーレイが編纂した種々の楽器の合奏、いわゆる「ブロークン・コンソート」のための曲集からの曲を収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




オリジナル楽器による室内楽アンサンブルは数少ないが、そのなかでチェロ奏者のアネル・ビュルスマ等による「ラルキブデッリ」は、その柔軟な編成と地味な作品を積極的に取り上げる貴重な存在である。今回は、このアンサンブルによるモーツァルトのディヴェルティメントと、バッハの「巧みに調律された鍵盤楽器のための前奏曲とフーガ」からのフーガを編曲した作品を収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




この「私的CD評」では、このところ作品を中心とした紹介を行ってきたが、バッハの作品のCDなど、演奏家、演奏団体に焦点を当てた紹介もして行きたい。今回はイタリアのチェンバロ奏者、リナルド・アレッサンドリーニと、彼が首唱するオリジナル楽器合奏団、コンチェルト・イタリアーノの演奏による、バッハの協奏曲のCDを紹介する。 . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )