私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



中世の音楽については、その演奏の基本となる楽譜が残されているものが僅かしかなく、その楽譜も現在のものとは違っており、再現のためには多くの研究と、時には想像力が必要となる。今回紹介するCDは、12世紀初めのフランスの修道院で歌われていた聖歌をその歌われていた空間で再現しようと試みたものである。 . . . 本文を読む

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メンデルスゾーンは、20歳の時にイギリス、スコットランドを訪れ、翌年にはイタリアに旅し、その際の印象をもとに作曲をしているが、今回はスコットランドで受けた印象をもとに作曲した交響曲「スコットランド」を収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バッハは、1720年頃まではリコーダーをカンタータや協奏曲で編成に加えていたが、その後独奏曲も作曲することになるフラウト・トラベルソとは異なって、ソナタを残していない。存在していたが失われてしまった可能性はあるが、リコーダーを演奏する人達にとっては、バッハのソナタが無いのは非常に残念なことである。そのため、フルートのためのソナタをリコーダーで演奏する事がこれまでも行われてきた。今回はそのような演奏を収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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ヴィオラ・ダ・モーレという楽器は、一般的には共鳴弦を備えたヴィオール属の楽器と理解されているようだが、これは実際には必ずしも正しくないようである。今回はこの楽器について少し述べると同時に、ヴィオラ・ダ・モーレのための様々な作曲家の作品を収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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