私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



少し前のことだが、NHK BS hiの「名曲探偵 アマデウス」というドラマ仕立ての音楽番組で、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」を取りあげていた。全編を通じてピアノで演奏されていることなど、つっこみどころもある内容だったが、この変奏曲の特徴など、結構面白い内容だった。これに刺激を受けて、今回はこの作品のCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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イタリア風協奏曲を鍵盤楽器のために編曲することは、決して特殊なことではないが、同時期にヴァイマールにいたバッハとヴァルターが、多くの協奏曲の編曲を行ったことには、それなりの理由があったのだろう。オルガンのための協奏曲の編曲が14曲あるヴァルターの作品を集めたCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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オリジナル楽器によるバロック時代の作品の演奏は、今や当たり前のものとなった。古典派、ロマンは時代の作品に関しても、多くのCDが入手出来るようになって来た。しかし、創作されて間もなく姿を消してしまった楽器による演奏となると、なかなか見つけることが難しい。シューベルトの一つの作品にその名をとどめていながら、なかなか聴く機会のないアルペジオーネという楽器の演奏を収めたCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バッハが10歳になる長男のために作製した音楽帖は、音楽を基礎から学ばせるという意図が明確に現れていると同時に、当時の演奏習慣などを知る重要な史料となっている。さらに「巧みに調律された鍵盤楽器のための前奏曲とフーガ」第1集や2声のインヴェンションと3声のシンフォーニアの成立とも密接に関連している。今回はこの音楽帖の全曲を収めたCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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