私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



2007年2月23日に「私的CD評」の最初の投稿をしてから、ちょうど6年が経った。始めた当初は、どれほど続くか、」全く想定していなかったが、その間に300種近いCDを紹介してきたことを振り返ると、自分でも驚いてしまう。事実紹介しようと思うCDもそろそろ底をついてきており、今後どのように続けて行くか、考えなくてはならない。いずれにしても、「私的CD評」が続く限り、よろしくおねがいします。今回は、13世紀から17世紀にいたるヨーロッパの舞曲を、それぞれの時代を代表する出版譜や手稿によって紹介するCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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ベートーフェンの交響曲第5番のオリジナル編成による演奏は、新しい校訂楽譜ベーレンライター版とともに2008年7月に紹介しているが、古典派の管弦楽曲、ベートーフェンの交響曲のオリジナル編成による演奏が録音されはじめた1980年代後半の録音として、今回クリストファー・ホグウッド指揮、アカデミー・オヴ・エインシェント・ミュージックの演奏による交響曲第4番と第5番のCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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先に紹介した「アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラフィーア音楽帳 1722」は、バッハが2番目の妻のために作製した手稿だが、その半分以上が欠落しており、その内容を正確に知る事が出来ない。それに対し、3年後に作製した「アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラフィーア音楽帳 1725」は完全な形で残っており、この手稿が単に鍵盤楽器の練習曲集ではなく、バッハ一家の日常に於ける音楽生活を反映しているように見える。今回はこの音楽帳掲載の曲すべてを収録したCDを紹介し、この手稿の内容、成立過程を概説する . . . 本文を読む

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バロック時代のイギリスの作曲家、ヘンリー・パーセルの作品は、これまで鍵盤楽器のための作品やトリオソナタを紹介してたが、実際にはオペラや劇付随音楽、礼拝のための音楽など声楽曲が圧倒的に多い。今回は、これら膨大な声楽曲の内から、メアリー女王のための作品2曲を収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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