私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



ヘンデルのオラトリオ「メサイア」は、日本でも演奏される機会の多い作品である。合唱が、技術的にそれほど難しくなく、アマチュアの合唱団でも歌える、ということが一つの理由かもしれない。「メサイア」の成立とヘンデルの指揮による演奏は、特にクリスマスとは関係していないが、日本では12月に演奏されることもあるので、この時期に取り上げることにした。 . . . 本文を読む

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バロック時代の最も重要な作曲家の一人、アルカンジェロ・コレッリの作品としては、合奏協奏曲が最も有名であろう。多くのモダン楽器、古楽器演奏団体のCがあるが、その内から、特徴ある演奏をしているものを紹介する。 . . . 本文を読む

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バッハ研究に偉大な足跡を残した研究者の一人、ゲオルク・フォン・ダーデルセン博士(Dr. Georg von Dadelsen)が、2007年5月25日になくなった。1918年11月17日生まれだから、88歳であった。彼のバッハ研究における最大の業績は、1958年にチュービンゲン大学の教授職取得論文として執筆、出版された「ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作品の成立年代に関する論文(”Beitr . . . 本文を読む

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兄のヨハン・クリストフのもとで鍵盤楽器の手ほどきを受けるようになって40年あまり、生涯を通じてオルガンと密接な関係を持ってきたバッハが、ヴァイマール時代に作曲したコラール作品を精選し、磨きをかけて清書した曲集を残している。このいわゆる「18のコラール」と呼ばれる作品集を中心としたCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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ヴィヴァルディの協奏曲には、「調和の幻想」や「和声と創造の試み」など出版された作品のように、形式的に整った協奏曲だけではなく、多様な様式の曲がある。今回は宗教的な祝祭、祝日に演奏するために作曲された協奏曲を収めたCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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