私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



バッハが1734年のキリスト降誕の祝日に始まる6つの日曜祝日のためのカンタータとして、聖書のキリスト生誕の物語にもとづくカンタータの連作、いわゆる「クリスマス・オラトーリオ」を作曲する際、1733年から1734年の10月にかけてザクセンの王家の人達の誕生日等の祝賀のために作曲した3曲(4曲?)のカンタータ を素材として転用した。 今回は前回に引き続き、「クリスマス・オラトーリオ」に楽章が転用された2つの世俗カンタータの演奏を紹介する。 . . . 本文を読む

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バッハが1734年のキリスト降誕の祝日に始まる6つの日曜祝日のためのカンタータとして、聖書のキリスト生誕の物語にもとづくカンタータの連作、いわゆる「クリスマス・オラトーリオ」を作曲する際、1733年から1734年の10月にかけてザクセンの王家の人達の誕生日等の祝賀のために作曲した3曲(4曲?)のカンタータ を素材として転用した。今回はその第1日目のカンタータの冒頭の合唱を始め、4曲を転用した世俗カンタータの演奏を紹介する。 . . . 本文を読む

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テレマンは、音楽史上で最も多産な作曲家と言えるだろう。その作品は分かっているだけで3,600曲を越え、その全容は未だ充分に解明されているとは言えない。そのおびただしい作品の中で、旋律楽器独奏のための作品は、フラウト・トラベルソ、ヴィオラ・ダ・ガムバ、そしてヴァイオリンのためのファンタージアがある。今回はその内から無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタージアを収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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音楽作品と楽器の間には、密接な関連があって、作品の要求に応ずるための楽器の改良、新しく付け加えられた機能や能力が、それを生かした音楽作品を生み出すという相互関係が存在する。その事は、曲が作曲された当時の楽器による演奏によって、よく理解することが出来る。またそのようなオリジナル楽器による演奏によってのみ、その作品の本来の響きが再現できるのである。今回はブラームスのピアノ協奏曲第1番を、オリジナルのピアノとオリジナル編成のオーケストラで演奏したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バッハが息子や弟子達の教育のために、様々な曲を作曲していたことは、すでにこれまでにも述べた。その中でも特に、長男のヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのために書いたことが発端となったと思われるインヴェンションとシンフォーニアは、鍵盤楽器演奏の基礎技術習得のための曲として、今日でも通用する。今回は、この作品の異稿も含めて収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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