私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



フルートの名手、プロイセンのフリートリヒ大王のフルート教師として知られるクヴァンツは、膨大な数のフルートのための曲を残している。多声楽を中心とするバロック時代から、より平易な様式への移行期の作品を特徴としている。ドレースデンからベルリンへと都市文化の中心で活動した音楽家の創作を垣間見ることの出来るCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バッハの1717年から6年あまりのアンハルト=ケーテン候の宮廷楽長の時代は、教会での任務から解放された、宮廷楽団との器楽曲の演奏を中心とした活動の時代であったが、それと同時に息子達や弟子達の音楽教育に力を注いだ時期でもあった。さらに二度目の妻アンナ・マグダレーナのための音楽帖も作製し、ライプツィヒに移った後の1725年には2冊目も作っている。この興味深い音楽帖のCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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